地震時の給湯器の正しい対処法は?確認のポイントと災害に強いハイブリッド給湯器

地震は、いつ発生するか予想ができません。そのため、日頃の備えや予備知識が大切です。
強い地震の発生時には、ガスメーターの安全装置が作動してガスを遮断するため、給湯器も使用できなくなってしまいます。
そのため、揺れが収まった後にガスメーターを復帰させる必要があります。
本記事では、地震が起きた際の正しい対処法や、給湯器の確認ポイントを解説します。
災害に強いハイブリッド給湯器の有用性についても、横浜・川崎・東京にお住まいの方の暮らしを支える『東急でんき&ガス サポート』がご紹介します。

「地震だ!」と気付いたら、まずはすぐにお湯を止める

入浴中や洗面所などで地震の揺れを感じたら、まずは給湯器の使用を即座に中止しましょう。
地震の衝撃で配管や機器本体が目に見えないダメージを受けている可能性があり、そのままお湯を流し続けると、思わぬ水漏れや故障に繋がるリスクがあります。
大きな揺れであればガスメーターの安全装置が作動してガスは止まりますが、二次被害を防ぐためにも、ご自身の手ですぐにお湯を止めることが大切です。
その後は無理に動かず、揺れが収まるまで安全な場所で待機してください。
地震が収まった後で給湯器について取るべき行動

- まずは周囲の安全確認・安全確保
- 給湯器の設置状況の確認
- ガスメーターを復帰させる
- 給湯器のリモコンをリセットする
まずは周囲の安全確認・安全確保
まずは、周囲の安全を確保してください。
地震によって、ガス漏れや停電が発生している可能性があります。
強い揺れの際にはガスメーターが自動で遮断されるため、ガス漏れが起きる可能性は低いです。
ガスの臭いがする場合はすぐに窓をあけて安全な場所に避難し、ガス会社に連絡してください。
また、火気や電気スイッチには絶対に触らないようにしましょう。
地震後に周辺で建物が損傷している場合、状況が落ち着くまで給湯器に触れないでください。
給湯器の設置状況の確認
周囲の安全が確認できたら、ガスメーターを復帰させる前に、給湯器本体やその周辺の状況を目視で確認しましょう。
大きな地震の後は、目に見える形で機器や配管にトラブルが起きている可能性があります。以下のポイントをチェックしてください。
- 本体の傾きや転倒
壁掛けタイプの給湯器が外れかかっていなか、据置タイプが傾いていないか - 配管の破損・水漏れ
給湯器に接続されているガス管や水管に変形、破損、水漏れ(お湯漏れ)がないか - 周囲の障害物
近くのブロック塀や荷物が倒れ、給湯器にぶつかったり、排気口を塞いだりしていないか
もし、給湯器本体が変形していたり、配管から水が激しく漏れていたりするなどの異常を見つけた場合は、ご自身で対処しようとせず、ガスの復帰作業も一度ストップしてください。
安全のため、すぐにメーカーや専門業者へ連絡し、確認を依頼しましょう。
ガスメーターを復帰させる

大きな地震によって、ガスメーターの安全装置が作動し、ガスが止まっている可能性があります。
安全確保が完了したら、ガスメーターの復帰作業を行いましょう。
デジタル表示のメーターは、異常があれば液晶画面に表示されます。
アルファベットのエラーや「ガス止」などが表示されている場合は、ガスが停止している状態です。
また、ガスメーターのランプがチカチカ点滅している場合も、ガスが停止している状態です。
ガスメーターに「ガスメーターの復帰方法」に関する案内が掛かっていれば、これを参考にガスメーターの復帰作業を行ってください。
基本的な手順は、以下の通りです。
- ガス機器の使用を止める
- メーター正面にある復帰ボタンを押す
- ランプが点灯し、3分間はガス漏れ確認が行われるため、ガス機器を使用せずに待機する
- ランプが消えたらガスが復帰するため、お湯を出して確認する
この間、ガスメーターの近くや室内では火気厳禁です。
《POINT》震度3程度の地震であれば、給湯器はそのまま使える
給湯器には感震装置は付いておらず、震度3程度の地震であればそのまま利用可能です。
なおガスコンロには、地震の二次被害を防止するため、ガスコンロ自体に感震装置が設けられている機種もあります。
強い揺れを感じたら、キッチンペーパーなど燃えやすい物が倒れて引火することがないように、コンロが自動でガスを止めて火を消します。
給湯器のリモコンをリセットする

ガスが復帰したら、給湯器のリモコンをリセットします。
リモコンの主電源を「切」にしてから、再び「入」に切替えてください。
エラーコードが表示されて消えない場合は、取扱説明書を確認するか、専門業者に相談しましょう。
ガスではなく電気が止まった後に回復した場合も、同様の手順で給湯器の再起動を行います。
すべての手順を終えても給湯器が動かない場合は、給湯器が故障している可能性が考えられるため、メーカーや専門業者に相談しましょう。
《POINT》「断水時」や「避難時」の対応
地震で断水が発生したら、給湯器の給湯ボタンを「切」にしておきましょう。
断水中は給湯器に水が供給されないため、空焚き状態になり、機器の故障を招くおそれがあるためです。
また、安全な場所に避難する必要があり家を空ける際は、ガスの元栓を閉めましょう。
給湯器やガスコンロの誤作動を防ぐため、そして万が一のガス漏れを防ぐための行動です。
地震によって給湯器が故障することはある?

通常の地震の場合、給湯器の内部が故障する可能性は低いです。
しかし大きな地震の場合、給湯器が倒れたり外れたりして、内部にも影響が出る可能性があります。
また、門柱やブロック塀などが倒れて、給湯器に当たってしまうケースもあります。
なお、地震で給湯器が故障した場合、地震は「免責事項」に該当するため、給湯器の保証対象外となるのが一般的です。
「免責事項」とは、地震や噴火、それに伴う津波によって生じた損害や人的被害について、保険会社や事業者が補償・責任を負わないとする取り決めのことです。
地震後に業者による給湯器の「状態確認」は必要?

地震の後、エラーがなく通常通りにお湯を使えるのであれば、メーカーや専門業者による給湯器の確認は不要です。
しかし、給湯器が外れていたり物がぶつかって変形したりといった異常が見られる場合は、早めに専門業者を呼んで対応してもらいましょう。
地震に備える「ハイブリッド給湯器」について

今のお住まいについて、
- 高齢者がいる
- 小さい子どもがいる
- ペットがいる
- 身体の不自由な方がいる
といった場合は、家での災害レジリエンス性(抵抗力・回復力・適応力)を高く確保することがオススメです。
災害レジリエンスの確保に役立つ物の1つが、「ハイブリッド給湯器」です。
ハイブリッド給湯器とは、
- 電気式ヒートポンプ
- 高効率ガス給湯器
- 貯湯タンク
上記3つのユニットを組み合わせた構造を持つ、ガスと電気のそれぞれの長所を活かしたエネルギーベストミックスの高効率給湯器のことです。
ハイブリッド給湯器には様々なメリットがありますが、その中の1つに「災害に強い」ということが挙げられます。
ハイブリッド給湯器は、災害によって「ガス」か「電気」どちらかの供給が止まった場合でも、片方のシステムを動かしてお湯を沸かすことができます。
また、断水時でも、タンク内の残り湯をトイレなどの生活用水として使用できます。
残り湯を使用する際に電気やガスは使用しないため、停電時やガス遮断時でも残り湯をタンクから出すことができます。
過去の大きな震災では、電気・ガスの復旧に数日〜数か月を要しています。
電気・ガスの復旧に時間がかかる場合において、ハイブリッド給湯器のレジリエンス性の高さは、いざという時の大きな安心に繋がります。
《ハイブリッド給湯器について詳しくはコチラ》
⇒ ハイブリッド給湯器とは?取付け事例やメリット・デメリットを紹介
まとめ
以上、地震の後に給湯器について取るべき行動や業者による確認の必要性、「地震に強い」といわれるハイブリッド給湯器の有用性について解説しました。
お湯の使用中に「揺れている!」と感じたら、すぐにお湯の使用を中止し、状況が落ち着くまで給湯器には触らないようにしましょう。
そして、揺れが収まった後にお湯が出なくなっていたら、ガスメーターを確認し、ガスメーターが遮断されていたら復帰作業を行いましょう。
高い災害レジリエンス性を確保する必要がある場合は、「ハイブリッド給湯器」の導入をオススメします。
⇒ 横浜・川崎・東京などでガス給湯器・ハイブリッド給湯器に交換するなら『東急でんき&ガス サポート』にご相談ください。


