定期点検で漏水が見つかった設置20年のガス給湯器を交換　東京都品川区

4年に1度の点検で水漏れが判明後、しばらくして故障

東京都品川区の集合住宅の一室、K様邸で、ガス給湯器の交換工事を行いました。
K様はご高齢で、一人暮らしをされています。

まず、4年に1度のガス設備定期保安点検で、水漏れしていることが判明しました。
その状態であっても、点検当時は動いていたので、いったん様子を見ることにしました。

それからしばらくして、給湯器は壊れてしまい、K様から改めて連絡をいただいて、今回の工事に至っています。

既存の給湯器は「パーパス」というメーカーのもので、20年以上使用されていました。

• 給湯
• お湯はり
• 追い焚き

上記が、既存の給湯器に付いていた機能です。一人暮らしのK様は上記の機能で、特に不便なく過ごされていたようです。

既存の給湯器の状態は、先述の水漏れのほかに、経年劣化が見られました。
近くにお住まいのご家族とよく相談されたうえで、今回の工事を決められました。

新しいガス給湯器には「リンナイ」の機種を採用

新しい給湯器のメーカーは、当社で取扱いの多い「リンナイ」を選びました。

取替え前の給湯器と同様に、

• 給湯
• お湯はり
• 追い焚き

ができる機種を採用しています。

リンナイの機種が値上げになるタイミングでしたが、今回の工事では間に合っています。
工事の費用は、施工費込みで20～25万円でした。

給湯器は冬場に工事が混み合う傾向があり、逆に夏場はスケジュールを都合しやすく、すぐに着工できることが多いです。

今回のガス給湯器交換工事の流れ

1. 作業開始前に、ガス漏れがないかチェック。
2. ベランダ内の作業スペースを確保する。
3. 古い給湯器本体を外す。
4. 外した機器の搬出。
5. 配管を外す。
6. 新しい機器の搬入。
7. 新しい給湯器本体に付替え。
8. 配管をつなぎ直す。
9. 室内のリモコン（メイン・お風呂内用の2か所）を取替え。
10. 試運転。

外した給湯器の搬出時、および新しい給湯器の搬入時には家の中を通るため、室内をきちんと養生しておきました。

また経年劣化が進んでいるため、配管やパッキンの取替えも一部行いました。

試運転とは、浴槽にお湯を張ること、蛇口からお湯を出すことの確認作業です。
試運転の結果、問題なく、水漏れなども起きなかったので、今回の工事は無事に完了となりました。

今回のガス給湯器交換工事のポイント

先にも述べましたが、ベランダに給湯器があり、機器を搬入出する際に室内を通る必要があったため、丁寧な養生を行いました。

給湯器のメーカーが変わったことと、K様が新しい機器に詳しくないことを理由に、リモコンの操作・機能を1つ1つ丁寧に説明しました。

まとめ

工事完了後、K様からは、「綺麗になってよかったです」とのお声をいただきました。
担当者の丁寧な説明を受けて、新しいガス給湯器の使い方がよく理解でき、安心されているご様子でした。

ガス給湯器の交換目安は、約10年です。
ガス給湯器が壊れてから交換工事をする場合、ご依頼から工事までの間は、お風呂が使えなくなってしまいます。そのため、「ちょっと調子が悪いかな？」と思ったら、早めにガス給湯器の交換をすることをおすすめします。