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エコキュート
2026/01/14

エコキュートの370Lは何人家族だと足りない?容量の目安と対処法を解説

エコキュートの370Lは何人家族だと足りない?容量の目安と対処法を解説

エコキュートを使っているなかで、「お湯が足りない」と感じる方もいるのではないでしょうか。湯量の不足は、使い方による湯量の変化や家族構成、季節などにより発生します。これは、家族向けの世帯に多く選ばれている370Lサイズのエコキュートも例外ではありません。

本記事では、生活のなかで実際に必要になるお湯の量、370Lサイズが適しているご家庭の人数、湯切れを防ぐ方法、460Lにサイズアップした場合の違いをわかりやすく解説します。

生活のなかで必要になるお湯の量

シャワーから出るお湯のイメージ

まずは、実際にご家庭で使っているお湯の量はどれぐらいなのかを把握しましょう。

エコキュートのタンクサイズには、370L以外にもいくつかの種類があります。それぞれに適した世帯人数の目安、世帯人数ごとの使用量の目安をご紹介します。

エコキュートのタンクサイズの種類と適した世帯人数の目安

エコキュートのタンクサイズの種類はメーカーによって異なりますが、「300L・370L・460L・550L」といったサイズがあります。このうち370Lと460Lが主流で、各メーカーではこの2サイズのラインナップが充実しています。

例えばPanasonicの場合、タンクサイズごとの世帯人数の目安は以下のとおりです。

容量世帯人数の目安
300L2人~4人用
370L3人~5人用
460L4人~6人用
550L5人~8人用

出典:Panasonic「商品ラインアップ

ただし、世帯人数の目安はメーカーによって若干の違いがあります。実際にそのサイズで足りるかどうかは、ご家庭のお湯の使い方によって変わります。

使用シーンごとに必要になる湯量の目安

お湯の使い方はご家庭によって異なりますが、一般的な使用シーンごとの湯量の目安は以下のとおりです。

・シャワー:1人当たり約30L~100L
・浴槽のお湯張り:1回当たり約180 L~200L
・洗面(手洗い・歯磨きなど):1人1日当たり約10L
・食器洗い(5分間流しっぱなしの場合):1回当たり約60L

エコキュートの370Lサイズで供給される実際の湯量は?

世帯人数の使用量目安を見ると、「どの世帯も370Lでは足りないのでは?」と思うかもしれませんが、実は「タンク容量=そのまま使えるお湯の量」ではありません。これにはエコキュートの供給システムが関係しています。

エコキュートの貯湯タンク内には、通常65度~90度程度のお湯が貯められています。このままの温度で使用せず、タンク内のお湯と水道水を混合水栓で混ぜ、設定温度まで下げてから給湯される仕組みです。

そのため、実際に使用できるお湯の量は、タンクサイズのおよそ2倍とされています。沸き上げ温度が80度、水道水が5度で、給湯温度を42度に設定した場合に使用できる湯量の目安は、次のとおりです。

タンク容量実際に使えるお湯の量の目安
300L約608L
370L約750L
460L約932L
550L約1,115L

エコキュートの370Lサイズで実際に「足りない」と感じるケースは?

浴室のイメージ

では、エコキュートの370Lサイズではどのようなときに「お湯が足りない」と感じるのでしょうか。給湯頻度や利用人数による使用量の増加が一因にありますが、設定温度の高さや周囲の環境にも影響を受けています。

お風呂でのお湯の使用量が多い

単純に使用回数が多ければ、湯切れを起こす可能性があります。朝晩など1日に複数回、シャワーや入浴をするご家庭では、使用湯量が多くなります。

また、浴槽のサイズも湯量が変動するポイントです。大きめの浴槽を使用している場合は、お湯を貯める際の1回当たりの湯量が増えるため、タンク内のお湯が足りなくなる可能性があるでしょう。

来客や帰省などで一時的に使用量が増える

人数が増えればその分、使用湯量が増えます。親戚が集まる機会や、子どもの友人が泊まりに来るといった状況では、一時的にお湯の使用量が増加する可能性があります。

さらに、両親と同居を始める、子どもが生まれるといった家族構成の変化がある場合は、常にお湯が足りなくなることが想定されるでしょう。

設定温度が高すぎる

エコキュートでは貯湯タンク内の高温のお湯に水道水を混ぜて設定温度にしています。そのため、設定温度が高いほど、水道水よりもタンク内のお湯の使用比率が高くなるのです。結果として、お湯が早くなくなる原因につながります。

寒冷地に住んでいる

お住まいの地域による気温の違いも、エコキュートの湯切れに影響します。このように外気温が低い地域は、単純にお湯の使用量が増加します。

さらに、外気温に応じて水道水の温度も下がるため、設定温度のお湯を作り出そうとすると、タンク内のお湯をより多く使ってしまいます。

このような理由から、寒冷地では「370Lだと足りない」と感じやすいといえるでしょう。

「エコキュート370Lサイズでは足りない!」という事態を防ぐ7つのアイデア

シャワーのイメージ

エコキュートのお湯切れを防ぐには、日々の使い方を工夫することが効果的です。ここでは、お湯を効率良く使い、タンク内のお湯を長持ちさせるための7つのアイデアをご紹介します。

節水タイプの浴槽やシャワーヘッドを使用する

シャワーや入浴回数を減らすことに加え、節水機能付きのアイテムを使えば、さらにお湯の使用量を減らせるでしょう。節水機能が付いたシャワーヘッドは、ホームセンターや家電量販店などで購入でき、簡単に交換できます。

これから新築やリフォームを検討している場合は、節水タイプの浴槽を導入するのも効果的です。

足し湯やお湯の張り替えを控える

フルオートタイプのエコキュートには、浴槽の湯量を自動で検知し、自動で足し湯を行って設定湯量を維持する便利な機能があります。節水を優先する場合は、この設定をオフにするのがおすすめです。

また、お湯の張り替えを行うと、1回当たり180L~200Lものお湯を使うことになります。同じ時間帯に家族が続けて入浴するなどして、足し湯やお湯の張り替えの回数を減らしましょう。

洗面器などを使用しお湯の流しっぱなしを控える

キッチンや洗面台などでお湯を流しっぱなしにすると、1分当たり5L程度消費するとされています。食器洗いや洗顔の際には、お湯を流しっぱなしにせず、たらいや洗面器などに貯めて使いましょう。お湯を貯めて使えば、お湯の消費量を抑えることが期待できます。

食洗機を導入する

節水には食洗機の導入も効果的です。Panasonicでは、食器の手洗いに使用する水量が約83Lであるのに対し、同社の食洗機を使うと約9Lで済むという検証データがあります。食洗機の導入時には初期費用がかかりますが、湯量の節約はもちろん、光熱費の削減にもつながります。
出典:Panasonic「こんにちは食洗機

エコキュートの貯湯タンクの設定温度を上げる

エコキュートのタンク内の設定温度を上げると、設定温度のお湯を作る際に使用する水の量が増えます。つまり、タンク内の設定温度を高くしたほうが、お湯の割合を減らせるということです。ただし、設定温度を上げると電気の使用量も増えるため、光熱費の上昇には注意しましょう。

エコキュートの給湯温度設定を下げる

給湯温度の設定を下げた場合にも、その温度のお湯を作る際に使用する水の割合が増え、結果的にタンク内のお湯の消費を抑えることにつながります。小さな工夫ですが、こまめに設定温度を見直すと効果的です。

エコキュートの沸き上げ回数を増やす

エコキュートは、電気料金が安く設定されている深夜帯にお湯を沸かし、タンクに貯めておくのが一般的です。深夜に沸かすお湯だけでは足りない場合は、日中にも沸き上げを行うことで、お湯の不足を防げるでしょう。

フルオートタイプのエコキュートでは、お湯が少なくなった際に自動で沸き増ししてくれる便利機能の活用もおすすめです。ただし、日中の沸き上げは、深夜帯に行う場合よりも料金が高くなる可能性があります。

頻繁にお湯切れを起こす場合は、タンクのサイズアップも検討するとよいでしょう。

エコキュートを370Lから460Lにサイズアップした場合の費用やサイズの違い

浴室のイメージ

もし「お湯が足りない」と感じる頻度が増えてきたなら、タンクの容量を上げるのも選択肢の一つです。その際に、費用やサイズなどにどのような違いがあるか、気になるのではないでしょうか。ぜひ、ここで確認しておきましょう。

本体価格

エコキュートの370Lと460Lでは、本体価格に10万円程度の差があります。ただし、価格はタンク容量だけでなく、搭載されている機能やグレードによっても大きく変わるので注意しましょう。

必要な機能を厳選すれば、コストを抑えながらのサイズアップも可能です。また、販売店やメーカーによっても価格差があるため、複数の販売元から見積もりをとって比較することが大切です。

電気使用料金

タンク容量が大きくなると、電気代も気になるでしょう。しかし、370Lと460Lには、使用電力量や月々の電気代に大きな差はありません。上がっても月に数百円程度といえます。

電気代は、タンクの大きさよりも沸き上げ頻度の影響を受けるものです。つまりは、お湯をどれだけ使うかがポイントになります。

サイズや設置スペース

エコキュートの460Lタンクは、370Lタンクよりも高さが30cmほど高くなります。幅や奥行きは変わらないものが多く、おもに高さが伸びる だけなので、屋外設置のスペースには大きな影響はないでしょう。

また、最近ではスリム型や省スペース設計のエコキュートも増えており、設置場所に限りがある場合でも選択肢が広がっています。

エコキュートの使用パターンを見直して無駄なく運用しましょう

370Lサイズのエコキュートはご家庭向けとして広く利用されていますが、家族構成や入浴・給湯の頻度、季節の使用状況によっては「お湯が足りない」と感じる可能性があります。このようなお湯の不足は、節水や使い方の工夫で改善できることが少なくありません。

対策を行っても不足が生じる場合は、460Lのタンクへのサイズアップを検討するのも一案です。快適で無駄のないエコキュートの使用を実現するために、ご家庭の使用状況を見直すところから始めてみましょう。

エコキュートの導入や買い替えをご検討中の方は、東急でんき&ガス サポートへお気軽にご相談ください。

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