給湯器の交換はどこに頼む?知恵袋のお悩みをもとに選び方を紹介

給湯器の交換はガス会社、電力会社、家電量販店、給湯器専門会社などに依頼できます。しかし、選択肢が多いため、どれが自分にとってベストなのか迷うこともあるでしょう。
本記事では、主要な7つの依頼先の特徴、メリット・デメリット、どのような人におすすめかを比較して解説します。依頼先選びに失敗しないためのチェックポイントについても紹介しますので、ぜひご一読ください。
給湯器の交換はどこに頼むのがいいのか?

給湯器の交換を検討する際、ガス会社、電力会社、家電量販店など、どこに頼むか迷ったときには、それぞれの依頼先の特徴や強みを理解したうえで、目的に合ったところを選定するのがおすすめです。
おもな依頼先の特徴とメリット・デメリット、おすすめの人は以下のとおりです。
| 依頼先 | おもな特徴 | メリット | デメリット | おすすめな人 |
|---|---|---|---|---|
| ガス会社 | 安心感があり、実機を確認できる | 実機確認、リース契約が可能 | 費用が割高、選べる機種が限定的 | 安心感重視、リース契約に興味がある方 |
| 電力会社 | エコキュートに強い | 安心感、費用軽減の可能性、リース契約可 | 初期費用が高くなりがち(エコキュートの場合) | オール電化やエコキュートを検討している方 |
| 給湯器メーカー | 大手の専門知識と高品質なサポート | 高度な専門知識、豊富な機種から選択可能、安心感 | 費用が割高、工事対応が遅い場合がある | 失敗したくない方、高品質なサポートを求める方 |
| 給湯器専門会社 | 価格、製品の選択肢、スピードのバランスが良い | 費用が安い、幅広い選択肢、対応が早い、独自保証 | 悪徳業者の見極めが必要、対応地域が限られる場合がある | 価格最優先、多様な製品を比較検討したい方 |
| 水道修理会社 | 水漏れトラブル対応に強い | トラブル原因調査可、スピーディーな対応、安価 | 知識経験が限定的、業者選びが難しい(高額請求リスク) | 水漏れなど原因不明のトラブルがある方 |
| 工務店・リフォーム会社 | 水回り全体のリフォームに対応できる | 他リフォームと同時施工で工期短縮、費用削減になる場合がある | 大がかりで費用が高額になりやすい | 給湯器と水回りのリフォームを同時に行う方 |
| 家電量販店・ホームセンター | 実機を確認できる | 割引セールで安く購入できる場合がある | 担当者の知識にばらつきがある | 費用重視の方 |
| インターネット販売会社 | 見積もり~注文をオンラインで完結できる | 来店せずに購入できる | 会社の信頼性の見極めが難しい | インターネットでのリサーチに慣れた方 |
【ガス会社】安心重視の方やリース契約に興味がある方におすすめ
ガス会社への依頼は、安心感を重視する方、給湯器のリース契約に興味がある方、メーカーや機種に強いこだわりがない方におすすめです。ガス給湯器の交換はガス会社に依頼可能で、近年はエコキュートを取り扱っているガス会社もあります。
ガス会社に依頼するメリットは、日頃利用しているガス会社とのやりとりになるため安心感がある点、ガスに関する知識と経験が豊富なため設置やサポートに安心感がある点が挙げられます。ショールームや展示会・イベントの開催があるため、実物を見て購入商品を選べる点もメリットです。また、一部の会社では給湯器のリース契約ができ、初期費用を抑えられます。
一方で、ほかの依頼先と比べると、選べる給湯器のメーカーや機種が限られてしまう可能性がある点や、費用が割高の傾向がある点はデメリットといえるでしょう。
【電力会社】ガス会社と同様に安心重視の方やリース契約に興味がある方におすすめ
電力会社は電気温水器やエコキュートを利用したい、自宅のオール電化に興味があるといった方におすすめです。
メリットとしては、ガス会社の場合と同様、いつも利用している電力会社とのやりとりになるため安心感があることが挙げられます。さらに、エコキュートに強みがある点も電力会社の特長です。
エコキュートは電気代を抑えられるうえ、国や自治体の補助金制度を活用して導入費用を軽減できる可能性があります。また、給湯器のリース契約ができる場合があり、初期費用を抑えたい方にもメリットがあります。
一方で、エコキュートの場合、ガス給湯器より本体価格や工事費用が高くなる場合があるため、交換すると光熱費がどれくらいお得になるかシミュレーションしておきましょう。
【給湯器メーカー】給湯器交換に失敗したくない方や高品質なサポートを期待する方におすすめ
給湯器メーカーは給湯器の交換に失敗したくない方、トラブル発生時に高品質なサポートを受けたい方におすすめです。給湯器の交換は、メーカーに直接依頼することも可能です。主要メーカーとしてはRinnai(リンナイ)やPaloma(パロマ)、NORITZ(ノーリツ)などがあります。
給湯器メーカーに依頼するメリットは、大手メーカーならではの安心感がある点、そのメーカーの豊富な機種から選べる点、給湯器に関する高度な専門知識を有するスタッフによる対応が期待できる点です。
しかし、給湯器メーカーは工事までの対応が遅い場合があります。また、割引率が低いため費用が割高になる傾向にある点もデメリットです。
【給湯器専門会社】さまざまな給湯器を比較・検討したい方におすすめ
給湯器専門会社は給湯器に関する知識が豊富であるため、さまざまな製品を比較・検討しながらプロに相談して決めたい方におすすめです。給湯器専門会社は給湯器を専門に取り扱っている販売店です。複数メーカーを取り扱っているため、幅広い選択肢のなかから希望に合うものを選べます。
独自のアフターサービスや手厚い保証を提供している会社がある点もメリットです。また、割引率が高い点や、見積もりから工事までのスピードが速い点もメリットといえるでしょう。
しかし、なかには必要な資格を持たずに工事を行う悪徳業者もいるため、見極めが必要です。また、会社によっては対応エリアが限られている点や、家全体の総合的な提案を受けられずにシステムバスへのリフォームの機会を失う可能性がある点もデメリットとして挙げられます。
【水道修理会社】給湯器からの水漏れトラブルがある方におすすめ
水回りのトラブルに対応する水道修理会社の中には、給湯器の交換も受け付けているところがあります。給湯器からの水漏れで交換を検討する場合、原因が水道管にある可能性もあるため、まずは水道修理会社に相談するのが有効です。
水道修理会社に依頼するメリットは、水漏れの原因調査や緊急時の迅速な対応が期待でき、比較的リーズナブルな価格でコストを抑えやすい点です。
一方でデメリットもあり、給湯器専門ではないため知識や経験が不足している可能性や、設置場所の変更のような大規模な工事に対応できないケースが挙げられます。また、緊急対応サービスでは高額請求のリスクがあるため、適正な料金設定の会社を慎重に選ぶ手間がかかる点も注意が必要です。
給湯器からの水漏れには、メリットとデメリットを理解し、信頼できる水道修理会社を探して相談しましょう。
【工務店・リフォーム会社】給湯器交換と同時に水回りのリフォームを行う方におすすめ
工務店・リフォーム会社は、給湯器の交換と同時にキッチンや浴室などの水回りをまとめてリフォームしたい場合におすすめの依頼先です。
メリットとしては、自宅近くの会社なら、スピーディーな対応が期待できる点が挙げられます。また、水回りのリフォームを同時に行うことで、工期を短縮できる可能性がある点もメリットです。
一方で、リフォームも兼ねた給湯器交換は大がかりになりやすく、費用も高額になりがちです。複数社から見積もりを取って比較するとよいでしょう。
【家電量販店・ホームセンター】セールを活用して費用を抑えたい方におすすめ
家電量販店やホームセンターは費用を抑えたい方におすすめの依頼先といえます。
家電量販店やホームセンターの大きな特徴は、給湯器の実物を店頭で確認できる点です。大きさやデザインを確認してから購入できます。また、型落ち品や在庫処分などのセールを活用すれば安く購入できる可能性がある点や、ポイント還元による割引が期待できることもメリットです。
ただし、交換工事は下請け業者が担当する仕組みになっています。現地調査や見積もり、交換工事は下請け業者が行うため、依頼後の対応がスムーズでない場合がある点はデメリットです。また、給湯器を専門的に取り扱っているわけではないため、担当者が十分な知識を持たない場合があります。
【インターネット販売会社】インターネットを普段から利用しており自身で比較検討できる方におすすめ
インターネット販売会社は普段からインターネットを利用していて見極めに自信がある人におすすめです。
インターネット販売会社では見積もりから注文までをスマートフォンやパソコンからオンラインで行えるのがメリットです。購入にあたって店頭まで足を運ぶ必要がありません。インターネットで簡単に販売会社を比較できるため、機能や価格で納得感のある選択がしやすい点もメリットといえるでしょう。
しかし、インターネット販売会社は数が多く、比較検討に手間がかかる場合があります。また、実店舗を持たない会社も少なくありません。対面でのやりとりがないまま依頼を進めるため、その会社が信頼できるかどうか見極めるのが難しいというリスクがあります。
給湯器交換会社を選ぶ際のポイント

給湯器交換会社を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしておきましょう。
・給湯器交換に必要な資格を有しているか
・施工実績があり、利用者の口コミ・評判を確認できるか
・本体価格、割引率、工事費用などが適正か
・問い合わせから工事完了までの対応が早いか
・保証内容やアフターフォローが充実しているか
これらを調べて比較検討しておくと、依頼先選びで失敗しにくくなります。各ポイントについて、詳しく解説します。
必要な資格を有しているか
ガス、水道、電気工事に必要な資格を有しているか確認すると、信頼できる給湯器交換会社を見極められます。必要な資格の例は以下のとおりです。
- ガス消費機器設置工事監督者:屋内に設置する給湯器の設置や修理を行うときに必要な公的資格
- ガス機器設置スペシャリスト:ガス機器の設置工事に関する高度な知識があることを証明する民間資格
- ガス可とう管接続工事監督者:ガス機器に接続するガスホースに関する知識を得るための民間資格
- 第二種電気工事士:一般住宅や店舗などの小規模施設で、エコキュート設置などの電気工事を行う際に必要な資格
- 給水装置工事主任技術者:給湯器に接続する水道管の工事に必要な国家資格
上記の資格を有していても、給湯器によっては別の資格が必要になる場合があります。
施工実績や口コミを確認できるか
給湯器交換会社を選ぶ際には、実際の仕上がりを確認できる施工実績や、利用者の良い口コミが公開されているかをチェックしておきましょう。
実績が豊富で評判が良い場合は、ある程度安心して任せられると考えられます。
給湯器の交換費用が適正か
適正な本体価格や工事費用、割引率が明確に記載されているかどうかも、信頼できる会社か判断するうえで重要です。
同じ会社に見積もりを依頼しても、担当者によって内容が異なるケースがあるため、公式ホームページやチラシにこれらの費用がはっきり記載されていれば安心材料になります。
対応スピードが納得できるか
給湯器の交換はできるだけ早く済ませたいものです。迅速な対応が可能か、自分が家にいる時間帯に対応してくれるかといった点も会社選びのポイントになります。
保証内容やアフターフォローが充実しているか
給湯器交換後の保証については、メーカー保証のほかに独自の工事保証を行っている交換会社もあります。
一般的な給湯器の寿命・耐用年数は10年~15年とされています。メーカー保証はメーカーによって異なりますが、おおよそ1年~2年です。
交換後に不具合が起きた際に対応してもらえるか、期間や保証範囲を確認しておきましょう。長期保証があるかどうかも重要ですが、保証適用外となる条件もチェックしておくことが大切です。
給湯器交換は目的や状況に合わせて依頼先を選びましょう
給湯器の交換は、ガス会社、電力会社、給湯器メーカーのほか、給湯器専門会社、水漏れ対応の水道修理業者、リフォームを検討する工務店など、多様な会社に依頼できます。
会社選びでは、安心感を重視するならガス会社や電力会社、豊富な機種から選びたいなら専門会社、費用を抑えたいなら家電量販店など、目的や状況に合わせた選択が重要です。
信頼できる業者を選ぶためには、必要な資格の保有、豊富な施工実績や良い口コミ、明確で適正な見積もり、そして充実した保証やアフターフォローの有無を必ず確認しましょう。
特にエコキュートは機種選びや料金プランの検討が複雑になりがちです。お客様のライフスタイルに合わせた機種提案や、設置からアフターフォローまで一貫したサポートを求めるなら、東急でんき&ガス サポートに相談することをおすすめします。

