給湯器を壊れる前に交換するメリット・デメリット!壊れる前に交換した事例も紹介

「給湯器は壊れる前に交換したほうがいい」という話を、よく聞くのではないでしょうか。
上記は事実なのですが、「どうして壊れる前に交換したほうがよいのかをよく知らない」という方が、意外と多くいらっしゃるようです。
そこで今回は、給湯器を壊れる前に交換する5つのメリット、逆にデメリット、実際に給湯器を壊れる前に交換した事例を紹介します。

給湯器が壊れる前に交換する5つのメリット

- 「給湯器が壊れてお湯が使えない」という不便が発生しない
- 新しい給湯器の検討に十分な時間が取れる
- お風呂リフォームや外壁塗装を同時に検討できる
- 前もって計画すると、急な出費にはならない
- 工事の日時をある程度、自由に決められる
上記は、給湯器を壊れる前に交換する5つのメリットです。
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
【1】「給湯器が壊れてお湯が使えない」という不便が発生しない

給湯器を壊れる前に交換すると、「給湯器が壊れてお湯が使えない時間」というものがなくなります。
給湯器は、外気温の低い冬場に故障しやすい傾向があります。
これは、水温が低い冬場はお湯を沸かす際に機器へかかる負荷が大きくなるためです。
そのため、冬の時期には給湯器の修理や交換の依頼が集中しやすく、在庫不足や業者のスケジュールが立て込みやすくなります。
結果として、工事の実施までに日数を要し、対応に時間がかかるケースも多く見られます。
急にお湯が出なくなった時に1番困るのは、お風呂に入れなくなることです。
家のお風呂が使えないとなると、銭湯に出かけるか、近所に住んでいる知り合いにお風呂を借りるしか方法がなく、非常に不便もしくは気を遣います。
また冬場にお湯が出なくなると、洗い物や洗顔のたびに冷水を使うことになり、生活の質が大きく低下してしまいます。
【2】新しい給湯器の検討に十分な時間が取れる
給湯器を壊れる前に交換する場合、給湯器の交換を急ぐ必要がありません。
そのため、新しい給湯器の検討に十分な時間を取ることができます。
「エコジョーズにするかどうか?」や「フルオートにするかオートにするか?」など、給湯器には検討すべきポイントが複数あります。
「ウルトラファインバブル機能」など、付加的な機能も多いです。
給湯器が壊れてしまってから交換する場合、お湯が出ない状況で新しい給湯器を“すぐに”取付ける必要があるため、じっくりと検討する時間が取れません。
多くの場合、その時に業者・メーカーが持っている在庫の中から、すぐに取付けられる機種を選ぶことになります。
<詳しくはコチラ>
⇒ 自宅に最適な給湯器の選び方!もっと快適な暮らしを叶えるために選ぶとよい給湯器は?
【3】お風呂リフォームや外壁塗装を同時に検討できる
給湯器を壊れる前に交換すると、お風呂のリフォームを同時に検討できることも1つのメリットです。
「システムバスの交換と同時に浴室暖房乾燥機を取付けたい」という場合は、これと同時に給湯器(浴室暖房乾燥機の対応機種)の交換も行うとスムーズです。
給湯器が壊れてからでは、先に述べたように急を要するため、他の場所のリフォームと合わせて考える時間はありません。
また、給湯器は「設置から10年」が交換の目安なので、新築・戸建でお住まいを購入された場合、「給湯器の2回目の交換時期」には、新築から20~30年が経過していることになります。
戸建住宅の場合「新築から20~30年」は、経年劣化した外壁の補修・塗装を実施するべきタイミングでもあり、外壁塗装と同時に給湯器交換を実施すると、外壁塗装を綺麗に仕上げられます。
給湯器の設置場所を変えたい場合も、上記タイミングで実施すればスムーズです。
【4】前もって計画すると、急な出費にはならない

給湯器が壊れてから交換すると、急に大きな費用が発生することになります。
しかし給湯器が壊れる前に、計画的にお金を工面すれば、急な出費に慌てることはありません。
【5】工事の日時をある程度、自由に決められる
給湯器が壊れてからの工事は、「業者が空いている日時のうちで、なるべく早い日時」を選ぶことになり、「休みの日にしたい」「午後にしたい」といった希望は諦めないといけないことがあります。
給湯器が壊れる前の工事であれば、工事日時を選ぶ余裕があるため、自分が忙しくない日時・動きやすい日時に、工事を実施することができます。
給湯器を壊れる前に交換するデメリット
まだ使える給湯器を交換する、つまり給湯器を“使い切る”前に交換するということを、「費用対効果が悪い」とする考え方もあります。
給湯器を壊れる前に交換する場合、「使い切ってから買替えたい」という方にとっては、「もったいない」とデメリットと感じるかもしれません。
給湯器を壊れる前に交換した事例
以下では、当社『東急でんき&ガス サポート』が、給湯器を壊れる前に交換した事例を紹介します。
【1】約12年使用の給湯暖房機を壊れる前に交換 川崎市中原区

- 工期:3時間
- 費用:35~40万円
川崎市中原区の集合住宅にお住まいのお客さまより、給湯暖房機の交換のご依頼をいただきました。
給湯暖房機は「リンナイ」の機種で約12年使用、ベランダに設置されていました。
お客さまは「給湯暖房機は10年を目安に交換する」ということをご存じで、「現状不具合はないものの故障が心配なので、1か月以内に工事してほしい」というご要望があり、そのようにさせていただきました。
新しい給湯暖房機は「リンナイ」の後継機種で、エコジョーズタイプです。
省エネ性に優れたエコジョーズを選ぶことで、月々の光熱費を安く抑えることができます。
<詳しくはコチラ>
⇒ 12年使用の給湯暖房機を壊れる前に交換!省エネできるエコジョーズタイプへ 川崎市中原区
【2】約13年使用の給湯器を壊れる前に交換 横浜市青葉区

- 工期:1.5時間
- 費用:25~30万円
横浜市青葉区の戸建住宅にお住まいのお客さまより、ふろ給湯器の交換のご依頼をいただきました。
お客さまは当初、「3年後くらいに交換すればいいかな?」と思われていたそうです。
ただ給湯器についてのお話をしていくなかで、給湯器の耐用年数(10年が目安)の話題にもなり、「それであれば、やはり故障する前に早めに交換しておきたい」というご希望で、交換工事をすることになりました。
こちらのお客さまも新しい給湯器には、月々の光熱費が安くなるエコジョーズを選ばれています。
<詳しくはコチラ>
⇒ 13年使っている給湯器が壊れる前にリンナイの「エコジョーズ」に交換 横浜市青葉区
【3】約12年使用の給湯器を壊れる前に交換 東京都世田谷区

- 工期:2時間
- 費用:40~50万円
東京都世田谷区の戸建住宅にお住まいのお客さまより、給湯暖房機の交換のご依頼をいただきました。
お客さまは「給湯器を約12年使っていて、まだもちそうではあるけれども、突然止まるのは困ってしまう」と仰っていました。
新しい給湯器は「リンナイ」の機種でエコジョーズ、ウルトラファインバブル機能が付いています。
ファインバブルとは、日常で目にする泡よりもずっと小さい、直径が100μm(=0.1mm)より小さな泡のことを指します。
さらにファインバブルのうち、直径100μm未満で1μm(=0.001mm)以上の泡を「マイクロバブル」、それより小さい直径1μm未満の泡を「ウルトラファインバブル」と呼び区別しています。
ウルトラファインバブルを含んだお湯を使用すると、お風呂やキッチンなどで気になる水まわりの汚れや水アカが付きにくくなり、日々の掃除の負担が軽減できます。
<詳しくはコチラ>
⇒ 約12年使用の給湯器を「リンナイ」のウルトラファインバブル機能付きに交換 東京都世田谷区
まとめ
以上、給湯器を壊れる前に交換するメリット・デメリット、実際に給湯器を壊れる前に交換した事例などを紹介しました。
<給湯器を壊れる前に交換する5つのメリット>
- 「給湯器が壊れてお湯が使えない」という不便が発生しない
- 新しい給湯器の検討に十分な時間が取れる
- お風呂リフォームや外壁塗装を同時に検討できる
- 前もって計画すると、急な出費にはならない
- 工事の日時をある程度、自由に決められる
上記のように、給湯器を壊れる前に交換するメリットは多いといえます。
デメリットは「壊れる前に交換するともったいない」ということ以外にありません。
「急にお湯が出なくなった!」という状況にならないためにも、給湯器は壊れる前に交換することがオススメです。
⇒ 横浜・川崎・東京などで給湯器を壊れる前に交換するなら『東急でんき&ガス サポート』にご相談ください。
