システムバスの交換工事｜換気のため玄関脇の小窓に網戸を取付け　神奈川県横浜市

ガス機器の点検時にお風呂のお悩みが浮上

神奈川県横浜市のマンションにお住まいのお客さまより、お風呂の交換（在来浴室からシステムバス）のご依頼をいただきました。

4年に1度のガス機器の点検にうかがった際、「何かお困りごとはないですか？」と尋ねると、奥さまより「前からお風呂が気になっている」とお話がありました。

交換前のお風呂は頑固なカビが全く落ちない

交換前のお風呂は、タイル張りの在来浴室で、17年ほどお使いでした。

タイルにヒビが入って傷んでいるほか、「浴槽も使いにくい」とお客さまは仰られていました。

室内の換気がしづらいせいか、全体的にカビが多く「いくら掃除してもなかなか取れない」と悩まれていました。

玄関のまわりのクロス（壁紙）、脱衣所のクロスにもカビが生えていました。

そこで今回の工事では、ただお風呂を交換するのではなく、カビが生えにくいように環境を整えるという、トータル的な提案をさせていただいています。

玄関脇の小窓に網戸を付け換気しやすくなる

カビが生えてしまった玄関まわりのクロス、そして脱衣所のクロスは、張替えを行いました。

クロスは、カビに強い商品を選んでいます。

また、玄関脇の小窓に網戸を付けて、換気しやすいようにしました。

これまでは網戸がなく、虫が入ってくるために、閉めっぱなしだった小窓です。

一年中換気しやすくなったことで、お風呂や室内のクロスに、カビが生えづらくなります。

新しいお風呂は「LIXIL」のシステムバス

新しいお風呂は「LIXIL」のシステムバスです。

お客さまと一緒にショールームに出向き、費用と性能のトータルバランスで選んでいただきました。

LIXILが展開するパッケージプランによって、他社の製品よりも安く提供できています。

かつてのタイル張りと比べて、フラットで滑らかなパネル張りになり、お掃除がしやすくなりました。

他には、シャワーヘッドを気に入っていただいています。

お客さまから、「近隣の方に工事の説明がしやすいように、工事内容を掲示板に貼りだしてほしいです」と要望がありましたので、そのようにしました。

工事期間中は車の出入りや騒音などでご迷惑をおかけする旨、工事の日程、工事の時間帯などを、お知らせしています。

今回のシステムバス交換工事の流れ

お風呂に入れない期間が極力短くなるように、スケジュールを計画しました。

LIXILの施工担当者さまへの引継ぎを、丁寧に行っています。

不便が出ないように、養生の箇所・時間の目安・廃材の段取りなど、報告する必要があると判断したことは、逐一お客さまとマンションの管理人さまにお伝えしました。

新しいシステムバスは、

• 壁面
• 天井
• 床
• 浴槽
• 細かなパーツ

の順で、取付けました。

タイルのひび割れがひどい場合、下地に水が浸食することがあります。

しかし今回は、実際に解体してみたところ、下地への水の浸食が少なく、下地の交換の必要がなかったので、予定より半日ほど早く工事が完了しました。

なお、給湯器は使用年数が浅かったので、今回の工事では交換していません。

室内を汚すことがないように、養生は丁寧に行いました。

まとめ

システムバスの交換工事完了後、奥さまからは「長年の悩みが解消されてよかった」と、感謝のお言葉をいただきました。

そしてアフターフォロー時には、「浴室が明るくなり、シャワーも快適に使えています。カビがひどかったクロスも綺麗になり、とても気持ちがいいです。工事をまとめてお願いして本当に良かったと思っています」と、お声をいただきました。

古いタイル張りのお風呂を使っていて、カビが全く取れなくて困っている人は多いと思います。

ある種、「毎日がカビとの戦い」になっているのではないでしょうか？

頑固なカビと対峙しなくてもいい、お風呂本来の癒しの場所に戻すために、リフォームを検討することをおすすめします。