三菱のエコキュートの導入手引き|特徴・ラインアップ・価格相場を紹介

エコキュートは、環境への配慮と光熱費削減の両立が期待できる次世代の給湯機器として注目を集めています。なかでも三菱のエコキュートは、省エネ性能や快適な入浴を実現する独自機能を数多く備えており、多様なご家庭のライフスタイルに対応できる点が魅力です。
導入にあたっては、本体価格だけでなく設置工事費や年間のランニングコストも把握しておくことが重要です。この記事では、三菱のエコキュートの機能やシリーズごとの特徴に加え、実際にかかる導入費用の目安やランニングコストについて詳しく解説します。
三菱のエコキュートの特徴

三菱のエコキュートは、衛生面や快適性、省エネ性能を兼ね備えた多機能モデルです。特に、衛生面を高める「バブルおそうじ」や「キラリユキープPLUS」、お湯の使用状況を学習して節電する「省エネ制御」などが注目を集めています。
その他、湯冷めの軽減や肌水分量アップ効果が期待できる「ホットあわー」機能なども人気です。
衛生的で安心「バブルおそうじ」「キラリユキープPLUS」
三菱のエコキュートの「バブルおそうじ」は、浴槽の残り湯を使ってマイクロバブルを発生させ、配管内を自動的に洗浄します。手動での清掃負担を大きく軽減できるため、共働きや高齢世帯にも便利です。
また「キラリユキープPLUS」では残り湯に含まれる菌の増殖を抑制し、時間がたっても清潔さを維持できます。浴槽のヌメリやにおいを気にせず、家族の生活リズムに合わせて気持ち良く入浴できる点が好評です。
家計に優しい「省エネ制御機能」
三菱のエコキュートの「省エネ制御機能」は、お湯の使用状況を学習して効率的に沸き上げる仕組みを備えています。普段の使用パターンを分析し、必要な量だけ沸き上げる「かしこいわき上げモード」によって、無駄な電力消費を抑えることが可能です。
さらに、お湯切れが心配なときには、必要最低限のお湯だけを追加する「湯切れ防止わき増し」で、節電と安心の両立が期待できます。
特に、来客時などは、一度に多くのお湯を使うかもしれません。そのような場合には「満タンわき増し」で柔軟に対応することが可能です。設定は当日のみ有効で自動解除されるため、切り忘れの心配もありません。
さらに「アシスト湯はり」では、水とお湯を効率的に混ぜ合わせることで、省エネと快適さを両立します。このように複数の機能を組み合わせることで、利用シーンに応じた使い方を実現できるのが三菱のエコキュートの大きな特長といえるでしょう。
マイクロバブル機能「ホットあわー」
「ホットあわー」は、微細な気泡(マイクロバブル)を含んだお湯が体をほんのりと温めることで、高いリラックス効果が期待できる機能です。入浴後の皮膚表面温度が通常の入浴より維持される効果や、湯冷めしにくい効果などが期待できることから、特に寒い季節にはうれしい機能といえるでしょう。
さらに、入浴後に水分量を保持する効果も期待できます。通常の泡の約1/1,000のマイクロバブルが全身を包むため、刺激が苦手な小さなお子さまや高齢者でも心地良く入浴できるでしょう。
参照:三菱電機株式会社「ホットあわー|機能情報」
三菱のエコキュート|ラインアップ

三菱のエコキュートは、用途やライフスタイルに合わせて選べる3つのシリーズを展開しています。基本機能を搭載した「Vシリーズ」、ハイグレードモデルの「Sシリーズ」、最先端技術を詰め込んだ「Pシリーズ」の3つです。
シリーズごとに価格や特徴、機能が異なっているため、使い方に合ったモデルを選ぶとよいでしょう。
| 機能項目 | Vシリーズ | Sシリーズ | Pシリーズ |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | シンプルで手頃 | 機能と価格のバランスが良い | 高機能で最高グレード |
| おもな特徴 | 基本性能を重視したモデル | 衛生面への配慮により快適性を高めたモデル | 最先端の機能と快適性を追求したモデル |
| ホットあわー | なし | なし | あり(マイクロバブル入浴) |
| ホットりたーん | なし | なし | あり(残り湯の熱を再利用) |
| キラリユキープPLUS | なし | あり(清潔・除菌) | あり(清潔・除菌) |
| バブルおそうじ | なし | あり(配管自動洗浄) | あり(配管自動洗浄) |
| ハイパワー給湯 | なし | あり(パワフルな水圧) | あり(パワフルな水圧) |
シンプルながらも充実の基本性能を備えたモデルの「Vシリーズ」
Vシリーズは、必要十分な機能を備えつつ価格を抑えたベーシックモデルです。
フルオート(湯はりから保温、たし湯まで全自動)、エコオート(湯はりのみ自動)、給湯専用と、複数タイプが用意されているため、幅広いご家庭に対応しています。
基本性能がしっかりしており耐久性も高いため、初めてのエコキュート導入やコストを重視するご家庭におすすめのシリーズといえるでしょう。
機能と価格のバランスが良いハイグレードモデルの「Sシリーズ」
Sシリーズは「バブルおそうじ」や「キラリユキープPLUS」といった先進機能を搭載しており、Vシリーズに比べて快適性や衛生面をさらに強化しています。
耐震クラスSに対応していることや、2階・複数箇所での同時使用の際に水圧を補う「ハイパワー給湯」の搭載など、あらゆる状況に対応している頼もしさも魅力の一つといえるでしょう。
さらに、フルオートタイプで湯はりから保温、たし湯まで全自動で行なえ冷めた湯もワンタッチで追いだき可能です。
以上のことから、衛生面や快適性を意識しつつも、価格とのバランスを重視したい方におすすめのモデルといえるでしょう。
最先端技術を詰め込んだプレミアムモデルの「Pシリーズ」
Pシリーズは、三菱のエコキュートの最上位モデルです。省エネ性能も高く、日常の快適性を大幅に向上させる最先端の技術が凝縮されたモデルとなっています。
最大毎分13~16Lの湯量を誇る「ハイパワー給湯」により、シャワーの勢いが十分にあります。そのため、2階以上に浴室がある住宅や、2箇所でシャワーを同時使用する二世帯住宅などにも対応可能です。
また、衛生機能である「キラリユキープPLUS」や「バブルおそうじ」も標準搭載のため、お掃除の手間を減らしながら清潔な入浴環境を保てます。
三菱のエコキュートの価格相場・費用

三菱のエコキュートは、シリーズや容量、搭載機能によって価格が異なります。
また、設置工事費は、設置場所や既存設備の状況によって変動する可能性がありため、目安の価格を知りたい場合は、事前に複数の施工業者に対して見積もりを取ることで解決できるでしょう。
また、ランニングコストは、シリーズやモデルによって異なります。ご家庭ごとの利用条件でも変動するため、三菱のエコキュートの公式サイト「ランニングコストシミュレーション」を活用し、具体的な数値を確認しておくと安心です。
本体価格の目安
三菱のエコキュートには、家族の人数や生活スタイルに合わせて複数のシリーズが用意されており、それぞれ本体価格が異なります。
| モデル | 3~4人用 | 4~5人用 |
|---|---|---|
| Vシリーズ | 119万3,500円 | 130万3,500円 |
| Sシリーズ | 136万3,500円 | 147万3,500円 |
| Pシリーズ | 143万3,500円 | 152万3,500円 |
※すべて「本体+リモコン+脚部カバー」の税別価格
モデルによって備わっている機能が異なるため、価格の違いが見受けられます。家族構成によってお湯の使用量にも違いがあることを踏まえ、お湯が不足する心配のないようにご家庭のニーズに合ったモデルを選ぶことが大切です。
設置工事費
エコキュートを導入する際には、本体価格に加えて設置工事費も必要です。一般的な工事費用の目安は10万~20万円程度ですが、設置環境によって変動します。
例えば、設置場所の地盤が弱くコンクリートの基礎工事が必要となった場合は、費用が上乗せされるでしょう。また、既存の電源や給水設備の状況によっては、追加の電源配線や配管工事の費用が発生するケースもあります。
特に、古い住宅や集合住宅では工事内容が複雑になることもあるため、導入前に複数の施工業者に必ず現地調査と詳細見積もりの依頼が重要です。
ランニングコスト
三菱のエコキュートのランニングコストは、使用するエリアやモデルによって異なります。以下は、東京電力エリアと関西電力エリアにおける「Sシリーズ」と「Pシリーズ」のランニングコストを比較したものです。
| モデル | 東京電力エリア | 関西電力エリア |
|---|---|---|
| Sシリーズ | 約4万5,000円 | 約3万6,000円 |
| Pシリーズ | 約4万1,000円 | 約3万3,000円 |
出典:三菱エコキュート「ランニングコストを比べてみたら」(東京電力エナジーパートナー)
出典:三菱エコキュート「ランニングコストを比べてみたら」(関西電力)
使用するエリアによってランニングコストに違いが見受けられる理由としては、電力会社の料金設定や気候の違いなどが挙げられます。そのため、より正確なランニングコストを算出したい場合は、ご家庭のエリアや気候に応じた試算を行なうことが大切です。
これらの光熱費の試算値は従来のガス給湯器と比べて約42~74%安く、大きなコスト削減効果が期待できます。
出典:三菱電機株式会社「三菱 エコキュート|ランニングコストを比べてみたら(東京電力エナジーパートナー)」
出典:三菱電機株式会社「三菱 エコキュート|ランニングコストを比べてみたら(関西電力)」
ご自宅の利用条件に合わせた詳細な試算を出したい場合は、三菱のエコキュートの公式サイト「ランニングコストシミュレーション」を活用するとよいでしょう。導入前に想定される電気代を確認しておくことで、安心してエコキュートを選べます。
三菱のエコキュートの性能・価格・機能を比べて最適な1台を選びましょう
三菱のエコキュートは、省エネ性能や快適性に優れ、衛生機能も充実している点が大きな魅力です。さらに「V」「S」「P」とラインアップが豊富なため、ライフスタイルや予算に合わせて最適なモデルを選べます。
初期費用は決して安くはありませんが、ランニングコストの削減効果を考えれば、長期的にはお得です。また、自治体や国の補助金制度を活用すれば、導入費用を抑えられる場合もあります。
性能・価格・機能を比較検討し、将来的な節約につながる1台を選びたい場合は、東急でんき&ガスサポート にご相談ください。

