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エコキュート
2025/11/05

エコキュートの設置に必要な広さとは?設置費用の相場や工事の流れ

エコキュートの設置に必要な広さとは?設置費用の相場や工事の流れ

エコキュートを設置するためには、貯湯タンクとヒートポンプを置けるスペースが必要です。基礎工事や搬入する段階になって「設置スペースが狭くて置けない」とならないよう、事前に設置場所を計測し、十分なスペースがあることを確認しておきましょう。

本記事では、エコキュートの設置にどれくらいのスペースが必要か解説するとともに、エコキュート設置にかかる費用や工事の流れ、設置費用を抑える方法、業者選びまで網羅的に解説します。エコキュートの設置を検討している方はぜひ参考にしてください。

エコキュート設置前の確認事項

住宅地のイメージ

エコキュートの設置には、十分なスペースが確保できるか事前の確認が大切です。併せて動作音が迷惑にならないよう、隣家との距離にも注意する必要もあります。具体的にどれくらいスペースを確保すれば良いのか、隣家との距離はどれくらい取るべきか、を詳しく解説します。

十分な設置スペースがあるか

エコキュートは「貯湯タンク」と「ヒートポンプユニット」で構成されています。それぞれのおおむねの大きさは、以下のとおりです。

  • 貯湯タンクの大きさ:高さ約2m、幅約60cm、奥行き約70cm~75cm
  • ヒートポンプの大きさ:幅約80cm~90cm、奥行き約30cm~35cm

壁など、障害物との距離は10cm~30cm程度、貯湯ユニットとヒートポンプユニットの間の距離は30cm~60cm程度が目安となります。また、機器設置スペースにプラスして、工事のためのスペースも必要です。余裕を持ったスペースの確保が、のちのちのメンテナンスのしやすさにもつながります。

併せて搬入経路も確認しておきましょう。搬入に使う通路は、少なくともエコキュートの幅より広い必要があります。通路が狭い、直角に曲がらなければならないといったときは、クレーンなどで道路から搬入する方法もあります。詳しくはエコキュート購入時に業者に確認してみてください。

隣家と近すぎないか

エコキュートは基本的に夜間にお湯を沸き上げるため、深夜に動作音が伝わりやすい特徴があります。近すぎるとエコキュートの動作音が隣家に響き、騒音問題の引き金になってしまうかもしれません。設置後の移動となると費用もかかるため、隣家に迷惑とならないよう、5m以上できれば15m離すのが理想です。

ただし、都心部や狭小地では十分な距離を取ることが難しいことが多いので、騒音が影響しない距離を確保できるのか事前に確認しておきましょう。どうしても難しい場合は防音壁や防音シートなどの設置も検討しておきましょう。

エコキュート設置にかかる費用

打合せの様子

エコキュートの設置には、基礎工事や水道工事などの工事費がかかります。設置環境によっては配管や配線の延長が必要など、追加料金が発生する場合もあります。具体的にどのような費用がかかるのか、詳しく解説します。

各種工事費用と申請費用

エコキュートの設置にかかる費用には、次のようなものがあります。

  • 基礎工事費用
  • 水道工事費用
  • 電気工事費用
  • 電力会社への申請費用

それぞれのおおよその費用は以下のとおりです。

基礎工事費用2万円~4万円
水道工事費用10万円前後
電気工事費用ブレーカー交換:5,000円~1万円
分電盤交換:3万5,000円~6万円
幹線の張り替え(200V配線が引き込まれていない場合に必要):3万円~4万円
電力会社への申請費用2万円~4万円

基礎工事を行うのは新しくエコキュートを設置する場合だけではありません。古いエコキュートを設置していた基礎にヒビが入っていたり、劣化が激しかったりする場合にも修繕のための基礎工事費用がかかります。

なお、同様機種への交換の場合にかかる費用は、エコキュート本体の料金と取り替え工事費のみで、他の費用がかかるケースは少ないでしょう。

その他の追加費用

雪国などの寒冷地では、灯油などを貯蔵するオイルタンクが設置されているご家庭も珍しくありません。そのオイルタンクとエコキュートとの距離が近い(2m以内)場合、安全面からオイルタンクを移設する必要があり、この場合オイルタンクの移設費用がかかります。

また、エコキュートをオートタイプからフルオートタイプへ変更する場合、追い焚き配管工事が必要です。ブレーカーからエコキュート設置場所までの距離が遠い場合なども、配管や配線の延長工事が必要になります。これらに該当する場合、追加料金が発生することがほとんどです。それぞれのおおよその費用は以下のとおりです。

基礎の作り直し費用2万円~4万円
オイルタンクの移設費用1万円~2万円
追い焚き配管工事費用5万円~20万円
配管や配線の延長工事費用1m辺り1,000円~2,000円

工事に足場や、特別な作業が必要な場合も、状況に応じて追加料金が発生することがあります。別途見積りをしてもらい、トータルでどれくらいかかるか確認するようにしましょう。

エコキュート設置工事の大まかな流れと期間

土間工事のイメージ

エコキュートの設置には、専門的な工事が必要です。既存機器の撤去から基礎工事、本体の設置、配管・配線工事、リモコンの設置、そして試運転まで複数の工程があります。工事にかかる期間は、新規にエコキュートを設置する場合で1~2日程度、基礎から作る必要がある場合はさらにもう1日程度かかります。また、基礎や配管工事を行わず、既存のエコキュートと交換するだけの場合は、3~5時間程度が工事時間の目安です。こちらでは各工程を詳しく紹介しますので、買い替えや交換を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

既存機器の撤去または基礎工事

事前に設置環境の確認や工事にあたってのご希望などを伺った後、作業に移行します。既存のガス給湯器や電気温水器がある場合、まずはそれを取り外し、基礎に劣化やヒビなどがある場合は補強を行います。既存機器がなく、新しくエコキュートを設置する場合は、コンクリート基礎作りから始めます。

一般的に見て、エコキュートを設置することの多い家の周囲は、家屋の基礎工事で掘削・埋め戻しをした部分と重なることが多く、地盤が沈下しやすい傾向です。新しくエコキュートを設置する場合や、古いエコキュートの基礎が傾いているなど、地盤に問題があるとわかる場合は、地盤補強が行われることもあります。

既存機器の撤去にかかる時間は、1時間~2時間程度です。基礎工事は半日~1日かかると考えておくとよいでしょう。雨天で基礎工事が延期になることも鑑み、日程は余裕を持って把握しておきましょう。

エコキュート本体の設置

既存機器を撤去し、基礎が完成したら、貯湯タンクとヒートポンプユニットを所定の位置に設置します。そして水平調整を行い、エコキュートが傾いて設置されないよう調整します。最後に、転倒を防ぐためにアンカーボルトで固定します。

エコキュートの本体は、空の状態でもおおよそ100kgあります。もし設置中に転倒すれば大きな事故につながりかねません。工事の様子は気になるかもしれませんが、本体設置中はあまり近づかないようにしましょう。特に、小さな子どもやペットがいるご家庭では注意が必要です。搬入から固定まで、エコキュートの設置にかかる時間は1時間~2時間程度です。

なお、本体設置において狭小地や高所、特殊な搬入経路(クレーンを使用)などの場合では、追加費用が発生する可能性があります。

配管工事

本体の設置が終わったら、給水・追い焚き・排水配管の接続を行います。配管には保温材が標準装備されていますが、それだけでは冬季の配管凍結に不安が残ることもあります。その場合、追加の断熱カバーなどで保護することが有効です。断熱カバーはホームセンターなどで購入でき、自分でも取り付け可能ですが、もし事前に用意していた場合は、このタイミングで一緒に取り付けてもらいましょう。

なお、凍結防止用ヒーターの場合は、業者に取り付けてもらった方が安心です。工事費用が発生する場合もあるため、事前に相談しておきましょう。

配管工事は3時間~5時間程度で完了しますが、必要に応じて古い配管の撤去など、延長作業が発生する場合もあるでしょう。既設配管がある場合は再利用できるケースもありますが、劣化により交換が必要な場合は追加費用が発生します。

配線工事

配管の接続が完了したら、エコキュート本体やリモコン、ヒートポンプと屋内の電源を接続するための電気配線を行います。配線が露出していないか、アース線は取り付けられているかなど、自分でも確認できる部分は簡単のチェックしておくと、のちのちのトラブルを防げます。配線工事の時間は、おおよそ1時間~2時間程度です。エコキュートの利用に対応した電力プランに変更するなどした場合はブレーカーの増設、変更などが必要になることもあります。

リモコンの設置

エコキュート本体や周辺の工事が終わったら、浴室や台所などにエコキュート専用の操作リモコンを取り付けます。リモコンは壁面にビス止めし、機器本体とリモコンを接続させます。設置作業は30分~1時間程度で完了します。既存の給湯器に使用していたリモコンの位置から変更する場合は、壁内の配線変更や延長が必要になることがあります。その場合はさらに追加費用と工事時間がかかりますので、工事前に費用と時間を確認しましょう。

試運転

エコキュート本体やヒートポンプの設置、配管の接続、配線が完了したら、通水・通電を行い、機器が正常に作動するか確認します。併せて湯張り・追い焚き機能のテストやリモコン操作、エラーの有無もチェックします。試運転の所要時間は30分程度です。電力会社による通電確認が完了していないと試運転が行えない場合があるため、事前にスケジュールを調整しておくようにしましょう。

エコキュートの設置費用を安く抑える方法

浴槽にお湯を張るイメージ

エコキュートを設置する場合、特に新規で導入する際は、設置のために多くの工事費が必要です。費用を少しでも安く抑えるためには、安価で設置できる基礎を選ぶことや、相見積りを取って比較する方法があります。また条件を満たしたエコキュートであれば、補助金を利用できる可能性もあるため、自分が採用できる方法がないか以下を参考に検討してみてください。

基礎工事でエコベースを選択する

基礎工事には、現場打ちとエコベースがあります。エコベースは、四角状に成型されたコンクリートブロックのことです。現場打ちのように地中を掘って木枠を組むといった工程が必要なく、簡単に設置できるため、現場打ちと比較して価格がリーズナブルな傾向です。エコベースはほぼ1日で完成するため、早くエコキュートを設置したい場合にも向いています。

耐震性は現場打ちのほうが強いとされていますが、エコベースでも高い耐震性を持つものが開発されているため、コストと時間を抑えたい場合はおすすめです。

相見積りを取る

エコキュートを少しでも安く設置したいなら、複数業者から相見積りを取るのがおすすめです。1社だけの見積りでは、価格の妥当性を判断しづらく、一般的にみて高額な工事費用だったとしても、気付くことができません。また、相見積りを取っておけば、他社の見積額をもとに価格交渉ができる可能性もあります。

なお、業者によって提示料金の範囲が異なる(本体のみか工事費込みか)場合もあるので注意してください。あくまで工事費を含めた総合計金額の把握が重要です。

補助金を活用する

エコキュートをお得に導入するなら、補助金を活用するのも有効な方法です。エコキュートの導入の際には、経済産業省の「給湯省エネ2025事業」を利用できます。ただし、省エネ法上のトップランナー制度において、2025年度目標基準値以上の性能を備えた「エコキュート」であることが基本要件です。要件を満たすと6万円/台の補助が受けられます。さらに加算要件を満たせば、補助金の増額もあります。

出典:経済産業省「給湯省エネ2025事業 対象機器の詳細

信頼できるエコキュート設置業者を選ぶポイント

シャワーから出るお湯のイメージ

エコキュートを設置するなら、信頼できる業者を選ぶことが大切です。業者の実績や口込みを確認したり、アフターサービスの充実度をチェックしたりして、信用に値する業者かどうかを見極めましょう。料金形態が明確かどうかも見逃せない点です。以下の3つのポイントを押さえて、納得できるエコキュート業者を選びましょう。

業者の実績や口コミ評価を確認する

信頼できるエコキュート設置事業者を選ぶために、施工者の身元・資格・経験を元請け業者が把握しているかどうか確認しましょう。そのためには、元請け会社のホームページなどに代理事業者が掲載されているか、専属スタッフが担当すると明記されているかなど、誰が施工を担当するのか念入りにチェックしておくことが大切です。

元請け業者が施工者を把握していないと、ずさんな工事につながりやすく危険です。また、施工者が有資格者で確かな技術を持っているかも確認できると安心です。インターネット上で口コミ評価を調べ、確認しておくのも良い方法です。

アフターサービスの充実度を確認する

エコキュートは10年程度が寿命といわれています。長く利用できることから、長期延長保証を付けられる場合がほとんどです。エコキュートの購入から施工まで行ってくれる業者が、長期延長保証を提供している場合、故障の際も連絡から修理までがスムーズに進みます。

同時に長期保証に対応する期間、存続する業者かどうかも見極めましょう。実績が不明、いつ設立されたかわからないなど、将来的な存続に不安のある業者の場合、延長保証の期間より先に倒産して保証が受けられなくなる可能性もあります。その点では、大手など実績のある業者を選ぶのがおすすめです。

なお、長期延長保証はエコキュート購入時に自動的に付帯しているものではなく、別途契約が必要な場合もあるので注意が必要です。

料金形態が明確かどうかを確認する

料金形態が明確かどうかも確認しましょう。例として以下の点が明確になっていると安心感も高くなります。

  • 希望小売価格が明記され、割引率と販売価格が一致している
  • 工事費が別項目で明確に記載されている
  • 見積金額に含まれる工事範囲の記載がある、または説明してくれる
  • 追加費用がある場合は詳細な説明がある

料金形態の明確さは信頼関係につながります。きちんと明示してくれるかどうかは、業者選びの際に確認したいポイントです。

エコキュートの設置に不安を感じたら東急でんき&ガスサポートに相談してみましょう

エコキュート購入の前には、設置場所の面積が十分かどうかを確認しておきましょう。本体のサイズに対してだけでなく、設置工事やメンテナンス、隣家への配慮などへの考慮も必要です。

エコキュートの設置には相見積りを取って比較し、交渉することで費用を抑えられる可能性があります。とはいえエコキュートの設置には高額な費用がかかるため、条件を満たしている場合は補助金の利用もおすすめです。

「東急でんき&ガスサポート」ならエコキュートの設置はもちろんのこと、数ある製品のなかから本体の選択についても相談いただけます。各種条件を確認し、きちんと納得したうえで、エコキュートの設置を行いましょう。

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