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エコキュート
2025/10/15

エコキュートの掃除はどうする?掃除方法や業者への依頼費用を解説

浴槽を掃除するイメージ

エコキュートを導入するなかで、「エコキュートの掃除はどのようにすればいいのか」と疑問に思う方は少なくないでしょう。なかには、「自分で掃除をするのは難しそう」「業者に依頼しないと掃除できないのでは?」と不安に思っている方もいるかもしれません。エコキュートの掃除や点検には、自分でもできるものがいくつかあります。エコキュートをより長く快適に使用するためにも、正しい方法や頻度で掃除や点検を行いましょう。今回は、エコキュートの掃除の方法や頻度についてを詳しく解説します。業者に依頼する場合の費用相場も紹介しますので、ぜひご覧ください。

エコキュートの掃除を怠るとどうなる?

エコキュートの掃除を怠ると、お湯に異臭や汚れが発生したり、稼働効率の低下でランニングコストが増加したりする可能性があります。また、故障の原因となり修理費用がかさむこともあるため、定期的なお手入れが重要です。ここでは、エコキュートの掃除を怠ることで生じるリスクについて解説します。

お湯に異臭やゴミが発生する恐れ

エコキュートの掃除が不十分な状態で利用すると、汚れや異物などがお湯に浮く場合があります。これは、配管内や貯湯タンク内などにあるゴミがお湯に混ざり、湯船に流れ出ることが原因です。汚れたお湯には雑菌が含まれるため、健康上のリスクが生じる恐れがあります。

また、お湯から異臭を感じることもあるでしょう。お湯の異臭は、汚れと同じく貯湯タンクや配管の洗浄不足が原因です。

稼働効率の低下によるランニングコストの増加

エコキュートの掃除を怠ると稼働効率が低下し、電気代・水道代などのランニングコストが増加する恐れもあります。

例えば、掃除不足により浴槽フィルターの目詰まりが起こると、詰まった汚れが妨げとなって排水・給水がうまくできず、お湯張りや追い焚きに時間がかかってしまうことで、通常よりも電気代や水道代がかかってしまいます。

エコキュートはランニングコストの低さが魅力ですが、掃除不足により稼働効率が低下すると、その恩恵を受けにくくなる可能性があります。

修理費用がかさむ恐れ

エコキュートの掃除が不十分だと、消耗品や給湯器内部が故障しやすくなり、修理費用がかさむ恐れがあります。

エコキュートの寿命は使用頻度によっても変動しますが、一般的に10年~15年程度とされています。しかし、汚れが蓄積していたり、消耗部品を適切に交換していなかったりすると、それらが要因となって寿命よりも早く故障することがあります。

その結果、修理の回数が必然的に増え、部品の交換費用や修理費用がかさんでしまうでしょう。

エコキュートの掃除を怠ったことが原因で起こる故障のサイン

前述のとおり、エコキュートの掃除を怠ると故障や不具合が起こる可能性があります。その際、エコキュートには以下のようなサインが現れることも少なくありません。

  • エラーコードが頻繁に出るようになる
  • お湯が設定した温度にならない
  • お湯張りや沸き上げ機能が使えなくなる
  • 稼働中に異音がする
  • 水漏れが発生する など

これらのサインが現れているにも関わらず、掃除をしないまま使用を続けると、エコキュートの寿命が短くなる恐れがあります。また、突然お湯が使えなくなるトラブルが生じる可能性もあるため注意が必要です。

上記のサインを見逃さずにすぐ掃除や修理を行えば、大きな故障の防止につながります。

エコキュートの掃除・点検方法や頻度

エコキュートは、ふろ配管や浴槽フィルター、貯湯タンクの定期的な掃除が大切です。また、逃し弁や漏電遮断器、凍結防止ヒーターなどの各部品の作動確認も行い、不具合がないかをチェックすることで、機器を長持ちさせられます。

ふろ配管の掃除

エコキュートと浴槽をつなぐ「ふろ配管」はたびたびお湯が通ることから、汚れが溜まりやすいパーツです。

エコキュートには自動洗浄機能が備わっていますが、落としきれない汚れもあるため、半年に1回程度の頻度での掃除をおすすめします。

【ふろ配管の掃除方法】

  1. 浴槽の循環口から少し高めの位置(10cmほど)までお湯を張り、洗浄剤を入れる
  2. リモコンを操作して「ふろ管洗浄」を選択し、配管洗浄を行ったあと、お風呂の栓を抜いて一度排水する
  3. 浴槽内に洗浄剤が残っている場合はシャワーなどでしっかり流す
  4. すすぎ用に循環口から10cmほどの高さまで水を入れ、②の工程をもう一度行いすすぎをする。すすぎの時間は15分程度が目安
  5. お風呂の栓を抜いて排水する

洗浄剤は、ホームセンターやドラッグストアなどで販売されている、お風呂の配管専用のものを使用すると便利です。使用する際は、説明書の指示に必ず従いましょう。

浴槽フィルターの掃除

浴槽フィルターとは、お風呂の循環口のカバーを指します。

浴槽フィルターはエコキュートのパーツではありませんが、浴槽フィルターが汚れていると追い焚き機能に支障が出るなど、故障の原因となる恐れがあります。1週間に1回程度の頻度でしっかり掃除をしましょう。

【浴槽フィルターの掃除方法】

  1. 浴槽フィルターを左側に回し、循環口から取り外す
  2. 浴槽フィルター本体の裏表を歯ブラシなどで磨く
  3. 循環口の内側を水洗いし、再度フィルターを取り付ける

フィルターの汚れが頑固でなかなか落ちない場合は、水と歯ブラシだけでなく洗浄剤も使うとよいでしょう。

貯湯タンク内の掃除

エコキュートの貯湯タンクには不純物やゴミが溜まりやすいため、しっかりと掃除を行いましょう。貯湯タンクの掃除は、1年に1~3回程度の頻度で実施するとよいでしょう。

【貯湯タンクの掃除手順】

  1. 漏電遮断器の電源を切る
  2. 給水止水栓(元栓)を閉じて逃し弁を開ける
  3. 排水栓を開けて数分程度排水を行い、終わったら排水栓を戻す
  4. 給水止水栓を開いてお湯が出るかどうかチェックし、お湯が出たら逃し弁を戻す
  5. 漏電遮断器の電源を入れる
  6. 再度、お湯が出るか確認する

逃し弁の作動点検と水漏れの確認

逃し弁とは、貯湯タンクの圧力が高まった際に膨張したお湯を排出し、貯湯タンクの安全を守る役割を担う部品です。逃し弁の場所は機種によって異なるのですが、一般的に貯湯タンクユニットの上部にあるカバーの中にあります。

また、逃し弁の点検は、1年に2~3回程度の頻度で行うのがおすすめです。

【逃し弁の作動点検・水漏れの確認方法】

作動点検:逃し弁レバーを上げ、排水ホースからお湯や水が出るかを確認する
水漏れ確認:逃し弁レバーを上下に数回動かし、お湯や水がきちんと止まるかを確認する

逃し弁は消耗部品であり、水質によっては数年程度で劣化する場合があります。作動不良や水漏れが起こっている場合は、できるだけ早く交換を検討しましょう。

貯湯タンクや周辺配管の水漏れの確認

貯湯タンクや周辺の配管に水漏れが起こると、ほかの機能が正常に作動していても「お湯が貯まらない」「お湯の出る量が少なくなる」といったトラブルの原因になります。特に集合住宅でエコキュートの水漏れが起こると、被害が自宅だけでなく階下にまでおよぶ恐れがあるため、早急な発見と対処が必要です。

不具合に早急に気付けるよう、日常的に貯湯タンクおよび周辺配管のチェックを目視で行い、水漏れや不具合が起きていないかを隅々までしっかり確認しておきましょう。

漏電遮断器の点検

漏電遮断器とは、エコキュートに漏電が発生した際に、自動的に電気を切断する装置です。漏電遮断器の場所はメーカーによって異なりますが、一般的に貯湯タンクユニットの内部に設置されています。

なお、漏電遮断器の点検は、半年に1回程度の頻度で実施するのが目安です。

【漏電遮断器の確認手順】

  1. 電源扉を開け、点検ボタン(テストボタン)を押す
  2. 漏電遮断器の電源が「OFF」になることを確認する(「OFF」になれば正常)
  3. 漏電遮断器の電源を「ON」にして電源扉を閉じる

点検ボタンを押しても何も変わらない場合は、点検ボタンもしくは漏電遮断器自体が故障している恐れがあります。なるべく早く、点検や漏電遮断器の交換を依頼しましょう。

凍結防止ヒーターの点検

エコキュートは寒さが弱点であり、気温が0度を下回る環境ではお湯を沸かす効率が落ちたり、配管が凍結してお湯が出なくなったりする場合があります。そのため、北海道や東北地方などの寒冷地で使用されるエコキュートには、凍結防止ヒーターが設置されています。

凍結が予想される時期が近づいたら、凍結防止ヒーターの電源を入れ、きちんと動くかを点検しましょう。特に気温が低い時期には、配管に保温カバーを取り付けるのも手段の一つです。

凍結防止ヒーターの点検は、凍結が予想される冬場よりも少し前の時期に実施することをおすすめします。

リモコンの掃除

リモコンパネルにほこりが溜まっていると、エコキュートが動作不良を起こす要因となる恐れがあります。日頃から、水に濡らし固く絞った布や乾いた布などで簡単な拭き掃除を行い、ほこりが溜まらないようにすることが大切です。

ただし、水をかけると不具合や故障につながりかねないため、水を直接使うような掃除は避けてください。

また掃除の際に、リモコンで操作できる各種機能が正常に動くか、リモコンパネルにエラーコードが出ていないかどうかもチェックしておきましょう。

エコキュートの点検を業者に頼む場合の費用相場

ここまで紹介したとおり、エコキュートは自分で掃除ができる部分もありますが、本格的な掃除をメーカーや専門業者へ定期的に依頼するのもおすすめです。

定期点検や掃除を依頼する場合の費用相場は、1万円~2万円程度です。ただし、部品の交換や専門機器による清掃が必要な場合は別途費用が生じることもあります。

メーカーや専門業者へ点検・掃除を依頼する頻度は、1年に1回程度を目安にするとよいでしょう。

エコキュートは適切な頻度で掃除をしましょう

エコキュートの掃除を怠ると、お湯に汚れや異臭が発生したり、ランニングコストがかさんだり、エコキュート本体の寿命が短くなったりするなどのリスクがあります。適切な頻度で掃除を行えば、エコキュートをより長く快適に使うことができるでしょう。

エコキュートの掃除は自分でできる部分もありますが、1年に1度の頻度を目安にメーカーや専門業者へ点検・掃除を依頼するのもおすすめです。

東急でんき&ガスサポートでは、エコキュートなどの電気設備やガス機器の点検、不具合を事前に発見できる健康診断を行っています。お使いのエコキュートに気になる点がある場合は、ぜひ東急でんき&ガスサポートにご相談ください。

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