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エコキュート
2025/10/08

エコキュートとエコジョーズどちらを選ぶべき?特徴や違いを解説

お湯が張られた浴槽のイメージ

給湯器の交換について検討している方のなかには、省エネ性能の高い「エコキュート」や「エコジョーズ」を選択肢に入れている方も少なくないでしょう。

ただ、「どちらが自分の家やライフスタイルに合っているのか」「両者の違いがわからない」と疑問をお持ちの方もいるかもしれません。この2種類の給湯器は名前が似ている反面、お湯を沸かす仕組みや機能、導入費用、ランニングコストなどさまざまな違いがあります。

この記事では、エコキュートとエコジョーズについて、両者の違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説します。併せて、エコキュートが向いているご家庭、エコジョーズが向いているご家庭についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

エコキュートとエコジョーズの違い

エコキュートとエコジョーズ、どちらを導入するか検討する際は、まず両者の特徴や違いをしっかりと理解することが大切です。ここでは、エコキュートとエコジョーズの違いについて、それぞれの特徴を踏まえながら解説します。

お湯を沸かす仕組み

エコキュートは、電気を活用してお湯を作ります。大気中の熱を利用する「ヒートポンプ技術」を用いて、深夜などの電気代が低い時間帯に運転を開始し、安くお湯を沸かすのが特徴です。

一方、エコジョーズはガス給湯器の一種であり、従来のガス給湯器と同様にガスで点火して水を加熱し、お湯を作ります。ただ従来型とは異なり「潜熱回収型給湯器」とも呼ばれ、これまで無駄にしていた排熱を活用して、より効率的にお湯を沸かせるようになっているのが特徴です。

給湯方式

エコキュートの給湯方式は「貯湯式」が採用されています。深夜に作ったお湯を「貯湯ユニット」と呼ばれる貯湯タンクに貯めておき、貯めたお湯をお風呂や洗面所、台所などで使用するのが特徴です。貯湯タンク内に貯まっているお湯は高温で、設定温度に応じて水と混ぜて使用します。

一方、エコジョーズの給湯方式は「瞬間式」が採用されています。水をすぐにお湯にできるため、必要なときに必要な分だけお湯を沸かせるのが特徴です。

導入費用

エコキュートの導入費用は、機種によって変動するものの、40万円~90万円程度が相場です。一方、エコジョーズの導入費用は、エコキュートと同じく機種によって変動し、15万円~40万円程度が相場とされています。

上記を比較すると、エコジョーズのほうが導入費用は安いといえるでしょう。

ランニングコスト

エコキュートのランニングコストは、4人家族の場合年間で4万円~6万円程度が相場とされています。一方、エコジョーズのランニングコストは、年間で6万円~10 万円程度が相場です。

なお、10年間使用した場合のランニングコストですと、エコキュートの場合は40万円~60万円、エコジョーズの場合では60万円~100万円となり、長く使用することでエコキュートのほうがランニングコストが下がっていくといえます。

設置に必要なスペース

設置に必要なスペースをエコキュートとエコジョーズで比べると、エコキュートのほうが必要なスペースが大きくなります。これは、前述した給湯方式により、ヒートポンプユニットに加えて貯湯タンクを設置する必要があるためです。

一方でエコジョーズは、瞬間式のため給湯器自体はコンパクトで設置場所に困りません。エコキュートはエコジョーズの給湯器の大きさは、エコキュートの約10分の1 程度です。

エコキュートのメリット

浴槽のイメージ

エコキュートの最大の魅力は、ランニングコストの安さです。割安な深夜電力と大気中の熱を利用するヒートポンプ技術により、ガス給湯器に比べて光熱費を大幅に抑えられます。

また、災害時には貯湯タンク内の水を生活用水として活用でき、ガスを使わないため安全性が高いのも大きなメリットです。環境に優しく、家計にも配慮したエコキュートは、長期的に見てメリットの多い選択肢と言えるでしょう。

ランニングコストが安く済む

エコキュートのメリットとして、「ランニングコストの安さ」が挙げられます。

エコキュートは、前述のとおりヒートポンプ技術によって大気中の熱を効率良く集めるとともに、電気料金が割安な深夜にお湯をまとめて沸かす仕組みです。

これらの仕組みによって、エコジョーズに比べて年間の光熱費を大きく抑えることが可能なため、10年など長期的な使用を想定した場合、導入費用を含めてもトータルでお得になるケースも少なくありません。

災害時に貯湯タンクのお湯を活用できる

災害時に貯湯タンクのお湯を使える点も、エコキュートの大きなメリットです。エコキュートの貯湯タンクは数百リットル分の大きさがあり、日常的にお湯や、お湯を沸かす際に用いる水を貯めています。

地震などの災害で断水が起こったとき、この貯湯タンク内の水を非常用の生活用水として活用できます。例えば、トイレや体をきれいにするため、食器を洗うためなど、飲料水以外のさまざまな用途に役立てることが可能です。

環境に優しく安全性を担保できる

エコキュートのヒートポンプ技術は、大気中の熱を使うためお湯を沸かす際にCO2を排出しないという特徴を持っています。化石燃料を用いるエコジョーズのようなガス給湯器と比較すると、CO2排出を大幅に削減できるため環境に優しいといえるでしょう。

また、ガスの不完全燃焼による事故が発生する恐れもないため、安全性が高い点もメリットです。

エコキュートのデメリット

シャワーから出るお湯のイメージ

エコキュートにはいくつかの注意点があります。まず、深夜に沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておく仕組みのため、湯量が不足するとお湯切れを起こす可能性があります。また、エコジョーズと比較してシャワーの水圧が弱いと感じる方もいます。

さらに、深夜の稼働音が気になる場合もあるため、設置場所の検討も重要です。これらを理解したうえで、ご家庭に合った機種選びや使い方をすることが大切です。

お湯切れを起こす場合がある

エコジョーズとの違いの項目でも述べたとおり、エコキュートは深夜に沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めて日中に活用する「貯湯式」です。あらかじめ貯めておいた分以上のお湯を使おうとすると、お湯切れを起こしお湯が出なくなる恐れがあります。

例えば、家族の人数が増えた、来客などで普段よりお湯を使う機会が増えたなどの場面で、お湯切れを起こしやすくなる可能性があるため注意が必要です。

お湯切れが起こると再度お湯を沸かし直す必要があり、電気代が割高な日中に沸かし直すことが多いと、エコキュートのメリットが薄れてしまうでしょう。そのため、使用前に残湯量を確認したり、必要に応じてリモコンで自動沸き増しを設定するなどの対策を取ると安心です。

シャワーなどの水圧が物足りないと感じる恐れがある

エコキュートは貯湯タンクの構造上、減圧弁が設置されており、お湯を供給する際に減圧を行うのが特徴です。この特徴から、水道と同じ水圧で利用できるエコジョーズに比べると、シャワーなどの水圧が弱いと感じる恐れがあります。

ただし、エコキュートのなかには高圧給湯の機能を備えた機種もあるため、水圧にこだわりたい場合は機種選びの際に留意しておくとよいでしょう。

稼働音が気になる可能性がある

エコキュートは深夜に稼働するため、なかには稼働中の低周波音を不快と感じる場合があります。エコキュート本体から出る稼働音は、図書館の館内と同程度とされる40デシベル程度です。ただし、音の感じ方には個人差があります。

稼働音が気にならないか不安な場合は、寝室付近への設置を避けるだけでなく、隣家との距離や間にフェンスや植栽を設ける、振動を抑える防振パッドを使用するなどの対策も有効です。設置場所や周囲環境を工夫することで、自宅内だけでなく近隣への影響も最小限に抑えられます。

エコジョーズのメリット

お湯で満たされた浴槽のイメージ

エコジョーズは、従来のガス給湯器で無駄にしていた熱を再利用するため、ガス代を節約できます。また、瞬間式なのでお湯切れの心配がなく、必要なときに必要な分だけお湯が使えます。

貯湯タンクがないため、貯湯タンク清掃の手間もかかりません。水道水を直接加熱するので、沸かしたお湯は飲料や料理に使える点も大きなメリットです。

従来の給湯器よりもガス代の削減が期待できる

エコジョーズは、従来のガス給湯器と比べるとガス代を削減できるメリットが期待できます。これは、従来のガス給湯器で無駄にしていた熱を再利用してお湯を沸かす仕組みにより、沸き上げに必要なガスの量が少なく済むためです。

さらに、使用するお湯の量やタイミングに応じて効率的に運転することで、日常生活におけるガス使用量をさらに抑え、光熱費全体の節約にもつなげることができます。

お湯切れの心配がない

エコジョーズは、水道水を利用してすぐにお湯を沸かせる瞬間式のため、エコキュートをはじめとした貯湯式の給湯器のように、お湯切れの心配がないのがメリットといえます。

何らかの原因で断水などが起こらない限りは、必要なときに必要な分だけお湯を使えます。そのため、家族の帰省や友人の宿泊、家族の入浴回数の増加など、日常生活の変化にも対応しやすいでしょう。

沸かしたお湯は飲料水としても使える

エコジョーズは水道水を直接加熱して給湯するため、沸かしたお湯は飲料水や料理用としても活用できます。高温設定にしておくことで、ホット飲料やインスタント食品用のお湯にも使えます。

また、水道水を直接加熱する仕組みと関連して、エコジョーズにはお湯を貯めておくための貯湯タンクがないため、定期的な貯湯タンク清掃などの手間が省略で きる点もメリットです。

エコジョーズのデメリット

浴室のイメージ

エコジョーズにはいくつかのデメリットがあります。従来のガス給湯器に比べて、本体価格や工事費用が割高になる傾向があります。また、ガスの使用量が少ないご家庭では、期待するほどの節約効果を感じにくい場合があります。

さらに、エコジョーズを導入する際は、ドレン水を処理するための専用配管工事が必要になるため、事前に自宅への設置が可能か確認しておくことが大切です。

従来のガス給湯器よりも導入費用が割高になる

エコジョーズの機種にはメーカーごとにランクがあり、ランクによって本体価格や設置工事費用が異なります。単純な機能のみが搭載された機種であれば、従来のガス給湯器と導入費用にあまり差はないものの、上位モデルになるほど導入費用が高くなる傾向にあるため注意しましょう。

導入費用が割高になる要因には、エコジョーズの構造が複雑である点や、詳しくは後述しますが導入時に専用工事が生じる点、従来の給湯器に比べて部品数が多い点などが挙げられます。

費用を抑える方法としては、必要最低限の機能を備えたモデルを選ぶ、複数の施工業者から見積もりを比較する、既存配管を活用して工事範囲を最小限にする、といった工夫が有効です。

ガス使用量によっては節約効果を感じにくい場合もある

エコジョーズは、ガスの使用頻度が高いほど省エネ性能を発揮しやすい特徴があり、お湯の使用量が多いご家庭ほどランニングコストの削減が期待できるでしょう。

そのため、単身世帯や家族の人数が少ないご家庭、お湯を使う機会が少ないご家庭では、ガスおよびお湯の使用量が少なく「思ったほど節約効果がない」と感じてしまう場合があります。こうした場合は、給湯温度を適正に設定する、追い焚きや保温機能を活用して無駄な加熱を避けるなど、日々の使い方を工夫することで節約効果を高めることができます。

導入時に専用の工事が必要になる

エコジョーズでは、従来のガス給湯器で無駄にしていた熱をリサイクルします。その際に発生する「ドレン水(凝縮水)」を処理するために、専用の配管工事が必要です。

ドレン水自体に害はないものの、垂れ流したままにすると周囲が濡れてしまい、景観を損ねたり建材の腐敗につながったりする恐れがあるため、ドレン水を適切に流す配管工事が必要です。

住宅によっては、この配管工事が原因でエコジョーズの設置が難しいケースがあるため、自分の住居で設置可能か事前に確認しておくことが重要です。

エコキュートが向いているご家庭の特徴

シャワーから出るお湯のイメージ

エコキュートとエコジョーズどちらを導入すべきか検討する際は、メリット・デメリットと併せて、自身のライフスタイルや住宅環境なども加味して判断することが重要です。

ここでは、エコキュートが向いているご家庭の特徴について解説します。自身のライフスタイルや住宅環境に当てはまるかチェックしてみてください。

オール電化へ移行したい

現在電気とガスを併用しており、近々オール電化へ移行したいと考えているご家庭はエコキュートを選ぶのがおすすめです。なかでも、プロパンガスからオール電化への移行を検討している場合、エコキュートのメリットを感じやすくなります。

プロパンガスは、都市ガスに比べて単価が高いのが特徴です。そのため、オール電化かつエコキュートにすることで、特にランニングコストの節約効果を感じやすくなるでしょう。

日中家を空けていることが多い

日中に家を空けていることが多いご家庭も、エコキュートを選ぶほうが適しています。

エコキュートはランニングコストを節約できる一方で、夜間に沸かして貯めておいたお湯を使い切ってしまうことでお湯切れが起こります。日中にお湯切れを起こした場合、電気代の割高な日中に沸かし直しが必要です。

その点、日中に家を空けていることが多くお湯の使用量が少ないご家庭であれば、エコキュートの節約効果を活かしながら不自由なく使うことができるでしょう。

エコジョーズが向いているご家庭の特徴

浴槽に溜まったお湯のイメージ

エコジョーズは、オール電化に抵抗がある方やガスを使い続けたい方におすすめです。従来のガス給湯器より省エネ性能が高く、快適な湯圧で家事や入浴ができます。特に、戸建ての2階や3階でシャワーを使いたいご家庭にも適しています。

また、温水式床暖房を導入しているご家庭では、大量のお湯を効率よく供給できるため、光熱費を抑えながら快適な生活を実現できます。

戸建て住宅の2階以上でも強い水圧でお湯を使いたい

エコジョーズは、戸建て住宅の2階・3階でも強い水圧でお湯を使いたいご家庭に適しています。水道の圧力をそのまま利用できる直圧式 のため、どの部屋でも強い水圧を保ちながらのお湯の使用が可能です。

これにより、シャワーや蛇口の湯量が弱くなりにくく、快適な入浴や家事が可能です。特に家族が多く同時にお湯を使う場合でも、水圧の低下を気にせず効率的に給湯できる点が大きなメリットです。

温水式床暖房を設置している

温水式床暖房は温水を循環させて床を温める仕組みの ため、大量のお湯が必要になります。エコジョーズは、これまでに解説したとおり、従来のガス給湯器で捨てていた排熱を再利用することで熱効率を高めているため、大量のお湯が必要な温水式床暖房用の給湯も省エネで利用可能 です。

したがって、日常の給湯だけでなく温水式床暖房も光熱費を抑えながら利用でき、快適な生活を実現できます。

エコキュートとエコジョーズの導入や交換は東急でんき&ガスサポートに相談しましょう

エコキュートとエコジョーズは、お湯を沸かす方法だけでなく、導入費用や災害リスクに備えられるか、飲料水として使えるかなど、それぞれ特徴が異なります。

どちらを導入すべきか悩む際は、「ガスを使用している」「オール電化」などの住宅環境や家族の人数、必要な湯量など、ライフスタイルを踏まえて判断することが大切です。

現在エコキュート・エコジョーズの導入や交換をご検討中の方は、東急でんき&ガスサポートにお任せください。東急でんき&ガスサポートでは、製品選びのご相談や保安点検、ガス機器の無料診断、故障時の対応などを 承っています。ぜひお気軽にご相談ください。

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