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エコキュート
2025/10/03

エコキュートの水抜きのやり方は?必要性と実施する際の注意点を解説

エコキュート本体のイメージ

自宅にエコキュートを設置しているものの「水抜きを一度もしたことがない」「水抜きはどう行えばいい?必要な道具は?」と不安に感じている方もいるでしょう。快適にお湯を使い続けるには、エコキュートの定期的な水抜きが必要です。

水抜きは比較的簡単な作業のため、取り組んだことのない方もチャレンジしやすいはずです。ただし、作業時にはいくつか注意点もあります。本記事では、エコキュートの水抜きのやり方やその必要性、実施する際の注意点を解説します。

エコキュートの水抜きをしないとどうなる

排水口のイメージ

貯湯タンクの「水抜き」を怠ると、水道水に含まれる不純物が蓄積し、浴槽のお湯に汚れや異臭が発生する原因となります。また、エコキュート本体に負担がかかり、寿命が短くなったり電気代が余計にかかったりする可能性もあります。
清潔で効率の良い運転を維持するためには、こまめなメンテナンスが欠かせません。

貯湯タンクに不純物がたまる

エコキュートの水抜きをせずに放置すると、貯湯タンク内に砂や金属片などの不純物がたまりやすくなります。これが長期間蓄積すると、お湯のにごりや異臭の原因になるだけでなく、配管やバルブの詰まりを引き起こし、給湯能力の低下や故障につながる恐れがあります。

結果として修理費用がかさむケースもあるため、定期的な水抜きで清潔かつ安全な状態を維持することが大切です。

浴槽のお湯に汚れが浮く

水抜きを長期間していないと、貯湯タンクに蓄積された不純物が目に見えるほどの汚れとなり、お湯張りの際に浴槽へ流れ出る可能性があります。汚れは悪臭の原因にもなるため、せっかくのお風呂タイムが台無しになるかもしれません。

さらに、汚れが循環フィルターに詰まることで給湯効率が落ちる、機器に余計な負担をかけて故障を招くなどのリスクもあるため注意が必要です。

お湯に劣化したゴムパッキンが混じる

エコキュートを長年使用している場合、動作に問題はなくても内部の部品が劣化しているケースが多いです。特に配管を接続するために用いられるゴムパッキンは経年劣化の影響を受けやすく、一部が剝がれたり欠けたりしてお湯に混じることがあります。

このゴムパッキンの破片は、水抜きによって排出できます。なお、水抜きをしてもゴムパッキンの破片がお湯に混じるときは、劣化がかなり進んでいると考えられます。その場合はゴムパッキンの交換またはエコキュート自体の交換を検討しましょう。

エコキュートの寿命が短くなる

お湯に不純物が含まれた状態を放置していると、浴槽のフィルターが詰まるおそれがあります。循環口に付いているフィルター(浴槽内の銀色の丸いふたが付いた箇所)は浴槽内のお湯も循環するため、もともと皮脂汚れなどがたまりやすい場所です。そこへ不純物が加わると、フィルターがより詰まりやすくなってしまいます。

フィルターが詰まるとお湯の出入りが悪くなり、エコキュート本体に大きな負担がかかります。その結果、寿命が短くなったり故障の原因になります。また、運転効率が悪くなる分、いつも以上に電気代がかかる可能性もあります。

エコキュートの水抜きに必要な道具と正しい手順

ドライバーとビス

エコキュートの水抜きは比較的簡単な作業のため、正しい手順を覚えれば自分でも行えます。必要な道具は、ドライバー(貯湯タンクのふたや脚部カバーがネジでとめられている場合)と軍手のみです。

水抜きの基本的な手順は以下のとおりです。

  1. 漏電遮断器のカバーを開けてOFFにする
  2. 給水止水栓を閉める(貯湯タンク下、脚部カバーのなかにあることが多い)
  3. 逃し弁のカバーを開け、レバーを上げる
  4. 排水栓(貯湯タンクに直接取り付けられているハンドル)を開いて1~2分程度待ち、水を排出する
  5. 排水栓を閉じる
  6. 給水止水栓を開けて水を出す
  7. 排水口から水が出てきたら逃し弁のレバーを下げる
  8. 漏電遮断器をONにし、各カバーを閉じる
  9. 蛇口から水・お湯が出ることを確認する

なお、機種やメーカーによって水抜きのやり方が異なるケースもあります。実際に行う際は取扱説明書を確認しましょう。

エコキュートの水抜きは年に2~3回行う

カレンダー

エコキュートの水抜きの頻度は使用状況にもよりますが、一般的には年に2~3回行うことが推奨されています。また、貯湯タンクにはフィルターが付いているため頻繁に水抜きを行う必要はないものの、4~6ヵ月ほど使用していると不純物がお湯に混じり始める可能性があります。もし浴槽のお湯に黒い汚れが混ざっているときや断水があったときは、早めの水抜きをおすすめします。

旅行などでエコキュートを1ヵ月以上使用しない場合にも、水抜きが必要になります。水抜きをすることで貯湯タンク内部の雑菌の繁殖を防ぎ、冬場であれば凍結対策にもなります。

断水時は貯湯タンク内に空気や汚れが入らないよう、給水止水栓を閉めなければなりません。給水止水栓を閉めていない状態で蛇口をひねった場合、貯湯タンクに汚れが入り込んでしまいお湯が濁ったり臭いが発生します。また、給湯効率が落ちたりお湯が出にくくなることもあるので、専門業者に一度相談しましょう。水の入れ替えが必要なケースもあります。

エコキュートの水抜きをする際の注意点

排水口に水が流れる様子

エコキュートの定期的な水抜きは、効率的な運転を保つために重要ですが、いくつかの注意点があります。

まず、作業は明るい時間帯に行い、やけどや漏電に気を付けましょう。貯湯タンクには高温のお湯が入っているため、取扱説明書をよく読んで正しい手順で行うことが大切です。また、配管の凍結を防ぐため、外気温が0度以下の日は作業を避ける必要があります。

明るい時間帯に行う

配管から水が漏れていないかを確認できるよう、エコキュートの水抜きは明るい時間帯に行いましょう。夜中は物音がなく静かなため、水抜きの音が響いてしまい、近隣の方の迷惑になるおそれもあります。

なお、漏電遮断器は濡れた手で触ると感電の危険性があるため、暗い時間帯での作業は行わず、明るい時間帯で作業するようにしましょう。

やけどに気を付ける

貯湯タンクには、高温のお湯が入っています。水抜きの手順を間違えると、水ではなく熱湯が勢いよく飛び出すことがあるため、やけどに十分気を付けましょう。また、貯湯タンクの給湯口・排水口まわりやヒートポンプユニットとつながる配管部分などが熱くなっているので誤って触れてしまうとやけどするケースもあります。

作業前は取扱説明書をよく読み、正しい手順で進めることが大切です。

外気温が0度以下の日は水抜きを避ける

排水中に水が凍結するおそれがあるため、外気温が0度以下の寒い日は水抜きを避けてください。凍結すると水が排出しきれない可能性があるほか、水は凍結すると体積が増える分、配管が損傷する可能性もあります。

冬場にお湯が使えない事態を避けるためにも、水抜きは本格的な冬に入る前の秋の時期に行うよう意識しましょう。寒い地域にお住まいの方は、真冬に水抜きをせずに済むようなスケジュールを立てるのがおすすめです。

メーカーごとの水抜き方法

お湯の張られた浴槽

エコキュートの水抜き方法は基本的にどのメーカーも同じですが、部品の位置や名称、細かい操作方法などが異なるケースがあります。そこで以下では、代表的なメーカーの水抜き方法に関するページをまとめました。手元に取扱説明書がない方は一度ご確認ください。

メーカー水抜き方法に関連するページ
パナソニック株式会社【エコキュート】タンク(貯湯ユニット内)のお手入れについて
三菱電機株式会社CO2ヒートポンプ給湯機 取扱説明書
ダイキン工業株式会社知っておきたいエコキュートのお手入れ
株式会社日立製作所エコキュート 取扱説明書検索
日立エコキュート 家庭用ヒートポンプ給湯機 水道直圧給湯フルオート
株式会社東芝東芝ヒートポンプ給湯機(家庭用) 取扱説明書
株式会社コロナ取扱説明書のダウンロード

水抜き作業後にお湯が出ない?その原因と対処法

蛇口から出るお湯

水抜き作業後にお湯が出ない場合は、以下の点をチェックしてみましょう。

確認事項内容
逃し弁しっかり閉まっていますか(レバーが下がっていますか)?
給水止水栓開いていますか?
排水栓閉じていますか?
漏電遮断器ONになっていますか?

その他、貯湯タンクは満水になっているか、配管からの水漏れがないかも確認してください。各項目を確認しても問題がなさそうであれば、一度専門業者へ相談することをおすすめします。

お湯が出ない場合の対処法について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

エコキュートの無料点検訪問には要注意

業者と説明を受ける夫婦

業者のなかには、エコキュートを設置しているご家庭に突然訪問し、無料点検をすすめてくる業者もいます。無料点検とうたいつつ詐欺を働く「点検商法」を行う業者もいますので注意が必要です。

このような悪質な業者は、不必要なサービスを強くすすめたうえ、法外な料金を請求してくることがあります。過去には、不安をあおり必要のない浄水器を契約させた事例もあります。

そのため突然訪問され、無料点検の話をされた時点できっぱりと断ることが重要です。

エコキュートを長期間使用しない場合も水抜きが必要

浴槽のイメージ

旅行などでエコキュートを1ヵ月以上使用しない場合も、水抜きが必要です。水抜きをすることで貯湯タンク内部の雑菌の繁殖を防ぎ、冬場であれば凍結対策にもなります。

長期不在時における水抜きのおおまかな流れは以下のとおりです。

  1. 混合水栓を開けてお湯を出す
  2. 熱いお湯が出なくなったら混合水栓を閉める
  3. 漏電遮断器をOFFにする
  4. 給水止水栓を閉じる
  5. 逃し弁のレバーを上げる
  6. 排水栓を開けて排水する
  7. 貯湯タンクユニットの水抜き栓をゆるめてストレーナーを外す
  8. ヒートポンプユニットの水抜き栓をゆるめる
  9. 排水できたら、水抜き栓を閉めてストレーナーを戻す
  10. 排水栓を閉じ、逃し弁レバーを下げる

メーカーおよび使用している機器によって細かいやり方は異なるため、作業時は必ず取扱説明書を確認してください。メンテナンス時の水抜きよりも作業が複雑なため、不安な方は専門業者へ依頼しましょう。

自分でできる水抜き以外のエコキュートのメンテナンス

浴室のイメージ

水抜き以外にふろ配管の掃除やフィルター掃除、水漏れ点検、漏電遮断器・逃し弁の点検なども、自分でメンテナンスしやすい箇所です。

例えばふろ配管は、市販の洗浄剤を浴槽のお湯に溶かし、リモコンから「ふろ配管洗浄」(名称はメーカーによって異なります)を選べば洗浄が開始されます。循環口のフィルターは回すだけで簡単に取り外せるため、日常的に洗っておくとよいでしょう。

メンテナンスの詳細も、水抜き方法と同じく取扱説明書を確認しながら行うのが安心です。

なお、エコキュートのメンテナンスについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

定期的に水抜きをしてエコキュートを長持ちさせましょう

エコキュートの水抜きをしないまま放置しているとお湯に汚れが混じったり、本体の寿命を縮める原因になります。長く使い続けるためにも、年に2~3回は水抜きを行いましょう。基本的な手順は、本記事で紹介したとおりです。

ただし、メーカーや機種によって細かいやり方が異なる場合があるため、作業時は必ず取扱説明書を確認してください。自分で作業するのが不安な方は、無理せず専門業者へ相談しましょう。

東急でんき&ガスサポートでは、ガス機器や電気設備の修理・点検など、生活のお困りごとに幅広く対応しています。年中無休(1月1日~3日は休業)でサポートしておりますので、気になる点があればお気軽にご相談ください。

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