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エコキュート
2025/09/12

エコキュートと電気温水器の違いを比較!選び方や寿命、電気代節約のポイントを紹介

エコキュートのイメージ

エコキュートと電気温水器は何が違うのか、どちらを導入すればいいのかと悩んでいる方も多いでしょう。電気給湯器を導入する際は、種類ごとの違いを知ってニーズに合った選択をすることが重要です。ランニングコストを抑えたいならエコキュート、初期費用を抑えたいなら電気温水器といったように、自分に向いている種類を見極めてみてください。

本記事では、エコキュートと電気温水器の違いを比較し、どちらを選ぶべきかについて解説します。

エコキュートとは

エコキュートは、空気中の熱を利用して効率的にお湯を沸かす「ヒートポンプ式」の電気給湯器です。ヒートポンプユニットが外気の熱を取り込み、冷媒を圧縮して高温化し、その熱で水を温める仕組みになっています。

エコキュートは消費電力の約3倍におよぶ熱エネルギーを得ることができ、省エネ性に優れているのが特徴です。また、エコキュートではおもに夜間の割安な電力を利用してお湯を沸かしています。貯湯タンクに蓄えたお湯を日中に使用するため、光熱費の削減にもつながります。

さらに、自然冷媒である二酸化炭素を使用しており、環境への負荷が少ないこともメリットの一つです。

電気温水器とは

リモコンのイメージ

電気温水器とは、電気の力で水を加熱し、家庭内でお湯を供給する給湯機器のことです。電気温水器は、主に「貯湯式」と「瞬間式」の2種類に分けられます。

貯湯式は、電熱ヒーターで水を加熱し、貯湯タンクにお湯を蓄えて保温する仕組みの電気温水器です。電気ポットの大型版のようなイメージを思い描くとわかりやすいでしょう。夜間の安価な電力を利用してお湯を沸かし、昼間に使用することで電気代の節約が可能です。

瞬間式は、通水時に即座に加熱し、お湯を供給する仕組みの電気温水器です。お湯を貯めるためのタンクが不要で、コンパクトな設計が特徴です。

いずれの方式も火を使わないため安全性が高く、設置場所の自由度も高いのが利点です。

エコキュートと電気温水器の違いを比較

考える女性のイメージ

エコキュートと電気温水器は、寿命や静音性、環境性能などの点で違いがあります。電気代や初期費用、補助金制度などのコスト面でも違いが生じるため、費用が心配な方は確認が必要です。その他、設置場所や防災性、水質などの違いについても押さえておきましょう。

ここでは、エコキュートと電気温水器の違いについて9つの観点から比較します。

寿命

エコキュートと電気温水器の寿命は、一般的に10年から15年程度です。ただし、実際に使用できる年数は使用頻度や設置環境、メンテナンス状況などの要因によって変動するため注意が必要です。

いずれの給湯器も10年を過ぎると修理部品の供給が終了している場合が多く、故障時に修理が困難になることがあります。そのため、設置から10年を目安に交換を検討することが推奨されています。

エコキュートの寿命については、こちらの記事も併せてご確認ください。

静音性

エコキュートが稼働しているとき、本体近辺の音の大きさは38〜46dB程度といわれています。一方、電気温水器の場合も稼働時の音量は37dB程度と大きな差はありません。

どちらもガス給湯器のように燃焼時の着火音やファンの動作音が発生しないため、エコキュートや電気温水器の使用中はほとんど音が気にならないでしょう。

ただし、エコキュートはその仕組み上、お湯の使用量に応じて稼働を行います。音の発生タイミングが一定ではないため、ふとしたときに気になる可能性があります。また、電気温水器の場合、機種によっては半日〜1ヵ月などの期間で連続稼働する場合もあります。稼働している間は音が出続けるため、人によっては気になるかもしれません。

とはいえ、総合的に見ればエコキュートや電気温水器の静音性は高いため、音に敏感な方や小さなお子様、高齢者がいる家庭、集合住宅、夜間などの状況で使用する場合に特に有用です。静かな環境を保ちたい方にとって、快適な給湯機器といえるでしょう。

電気代(ランニングコスト)

エコキュートは大気中の熱を取り込んでお湯を沸かすヒートポンプ技術を利用しているため、電気エネルギーの消費を抑えられます。電気温水器と比較して、電気代を約3分の1から4分の1程度にまで節約できることもあるでしょう。

また、太陽光発電とエコキュートを組み合わせると、昼間の自家発電を利用してお湯を沸かせるため、光熱費をさらに削減できます。

一方、電気温水器は電熱ヒーターによって水を加熱するため消費電力が多く、電気代が高くなる傾向にあります。長期的に見ると、ランニングコストを削減できるエコキュートのほうが経済的なメリットが大きいといえるでしょう。

初期費用

エコキュートと電気温水器の初期費用を比較すると、エコキュートの方が高額になりやすいです。

エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つの機器を設置する必要があり、設置工事も複雑になるため、どうしても初期費用が高くなるのです。一方の電気温水器は構造がシンプルで設置も容易なため、初期費用を抑えやすい特徴があります。

ただし、エコキュートは省エネ性能が高く、ランニングコストを抑えられるため、長期的に見ると経済的なメリットが期待できます。初期費用を抑えたいご家庭や、予算に制約のある場合には、電気温水器が適した選択肢となるケースが多いでしょう。

なお、エコキュートは補助金制度の利用により、初期費用の負担を軽減できる場合があります。エコキュートの導入を検討している方は、導入前に補助金制度の内容の確認がおすすめです。

設置場所

エコキュートのヒートポンプユニットと貯湯タンクは、いずれも屋外に設置するのが一般的です。そのため、この両方を設置できるスペースを確保する必要があります。

さらに、メンテナンスなどが円滑に行えるように、機器の周囲に作業員が通れる程度のスペースを確保することが望ましいです。また、エコキュートの機能を損なわずに使ったり、水道代などのコスト面などを考慮したりすると、浴室から15m以内の場所への設置が適しているでしょう。

なお、電気温水器の場合、屋内と屋外どちらにでも設置可能ですが、商品によっては屋内専用のものもあります。

エコキュートの導入が難しい場合は、薄型やコンパクトタイプのエコキュートを検討することが有効です。瞬間式の電気温水器はコンパクトな設計で、洗面台の下や壁かけなど、狭いスペースにも設置しやすいのが特徴です。

環境性能

エコキュートでは、燃焼をともなわずに空気中の熱を利用するヒートポンプ技術を採用しています。一方、電気温水器は電気のみで水を温めるため、消費電力がエコキュートよりも大きくなります。省エネで二酸化炭素の排出量を抑えられるエコキュートのほうが、電気温水器よりも環境性能に優れているといえるでしょう。

また、エコキュートは自然冷媒である二酸化炭素を使用しています。従来のフロン系冷媒と比べてオゾン層を破壊するリスクがなく、地球温暖化への影響も低減されます。

防災性

エコキュートや貯湯式の電気温水器は、貯湯タンクにお湯を蓄えておく給湯器です。そのため、災害で断水や停電が起きた際も生活用水を確保できます。

非常用取水栓をホースにつなげて使用することで、貯湯タンクからバケツやポリタンクにお湯を取り出せます。

ただし、このお湯はトイレの排水や手洗い、食器洗いなどの生活用水としては利用できますが、飲用には適していません。

また、注意点として、貯湯タンクが屋外に設置されている場合はしっかりと周囲の安全を確認する必要があります。エコキュートのタンクは一般的に屋外に設置されており、地盤の緩みなどで倒れる恐れもあるため、倒れても大きな問題にならないかを考慮して設置しましょう。

水質

エコキュートや電気温水器は、 一般的に上水道での使用が前提となっています。ただし、一部のエコキュートは地下水や井戸水に対応している製品もあります。

エコキュートで地下水や井戸水を使用する場合は事前に水質検査が必要になります。詳しくは地下水や井戸水に対応しているメーカー(ダイキン・日立など)の公式サイトをご確認ください。

補助金制度

省エネルギー性能が高い給湯器として、エコキュートは国の「給湯省エネ2025事業」の対象になっています。

一定の省エネ基準を満たすエコキュートの導入に対して基本補助額が設定されており、さらに性能や電気温水器の撤去工事の要件を満たすことで補助される金額が加算されます。地方自治体によっては独自の補助制度を設けているところもあるため、事前に確認するとよいでしょう。

一方、電気温水器は国や地方自治体による補助金制度からは基本的に対象外となっています。
詳しくはこちらの記事もご確認ください。

エコキュートと電気温水器、どちらを選ぶべき?

家族が食事をとるイメージ

給湯機器の選択においては、ライフスタイルや住環境、将来の運用コストまでを見据えた判断が求められます。以下の表では、エコキュートと電気温水器、それぞれに向いている方の特徴を紹介しています。

給湯機器向いている方の特徴
エコキュート・ランニングコストを重視したい
・環境意識が高い
・お湯の使用量が多い
・補助金制度を利用したい
・地下水や井戸水を使用したい
電気温水器・初期費用を抑えたい
・設置スペースが限られる
・お湯の使用量が少ない

どちらの機種にもメリット・デメリットがあるため、ご家庭の条件や重視したいポイントに応じて適切な選択を行うとよいでしょう。必要に応じて、光熱費のシミュレーションや補助金制度の有無も導入前に確認しておくと安心です。

エコキュートと電気温水器の特徴を理解して最適な給湯機器を選ぼう

エコキュートと電気温水器はどちらも電気を利用する給湯機器ですが、加熱の仕組みやランニングコスト、設置条件などに違いがあります。

エコキュートは空気中の熱を利用するヒートポンプ技術を活用しており、省エネ性能が高いため、長期的な光熱費の削減が期待できます。一方、電気温水器は構造がシンプルで初期費用を抑えやすく、設置場所の柔軟性も高い点が特徴です。

それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルや住環境に合わせて最適な給湯機器を選ぶことが大切です。

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